先日イギリスで行なわれた競馬ニューベリー・レースを鑑賞した英国王室のエリザベス女王。ファッションが毎回注目されるエリザベス女王だけれど、今回はなにかが足りない…?

そう、いつも首元で輝いているアクセサリー、ブローチを身についていない!

些細な変化だけれど、ファッションのアクセントに必ずと言っていいほどブローチを身につけるエリザベス女王のこのチョイスに、王室ファンは大騒ぎ。
エリザベス女王がつけるブローチは女王自身が選んでおり、イベントごとに変わるブローチには密かなメッセージがあるとまで言われている。
例えば、2018年7月に訪英したドナルド・トランプ米大統領を歓迎したときには、バラク・オバマ前米大統領に贈られたブローチを着用。オバマ前大統領はトランプ大統領の宿敵。女王がこのとき身につけたブローチには、差別発言などがたびたび問題になるトランプ大統領に対する嫌味が隠されていたと解釈されている。

このように、ファッション以上の重要な意味を持つことがある女王のブローチ。そういった背景もあり、今回エリザベス女王がブローチを「しない」ことを選んだのには、またなにかメッセージが込められているのではないかと騒がれている。
ケンジントン宮殿は、以前のトランプ大統領の件も、今回の件に対してもコメントは出していない。しかし王室ファンは、今回の「ブローチ無し」という選択は、イギリスを大きく揺らすEU離脱問題や、今月下旬に迫るヘンリー王子とメーガン妃の第1子誕生と関わりがあるのではと予想している。
ブローチひとつでこんなに騒がれてしまうとは、さすがエリザベス女王。(フロントロウ編集部)