Photos: ゲッティイメージズ、ニュースコム、スプラッシュ/アフロ
世界で急速に同性間の結婚の合法化が進むなか、G7の中で、同性婚やパートナーシップ法のような同性カップルに夫婦に準じる権利を認める国レベルでの法律がないのは日本だけ。東京レインボープライドの開催を記念して、海外セレブ&情報サイトのフロントロウでは、海外セレブの同性婚についての発言をまとめた。(フロントロウ編集部)

ダニエル・ラドクリフ

画像: ダニエルは以前からインタビューなどでLGBTQ+コミュニティへの支持を表明しており、受け入れる心がない人のことは「嫌い」ときっぱり言っている。

ダニエルは以前からインタビューなどでLGBTQ+コミュニティへの支持を表明しており、受け入れる心がない人のことは「嫌い」ときっぱり言っている。

「同性婚がすべての場所で合法化されるべき最大の理由はこうです。子供の頃に自分のお母さんとお父さんを見て、2人は結婚していますよね。次にゲイのカップルを見た時に、彼らは同じだけの時間を一緒に過ごしているのに結婚できない。そうすると2つの関係は違うものに見えてしまう。確かに同性婚は(2人の)関係を祝福する象徴です。しかしそれ以上に、平等という根本的なメッセージを送るという価値があるんです。同性愛者の方々は、すべての場所の法律において平等な権利を持つべきです」

(Attitudeのインタビューより)

アン・ハサウェイ(俳優)

画像: 同性愛者の兄を持つアンは、アメリカでの同性婚の合法化運動に寄付したセレブの1人。

同性愛者の兄を持つアンは、アメリカでの同性婚の合法化運動に寄付したセレブの1人。

「同性婚を公けに支持している私を勇敢だと言う人がいます。私は勇敢ではありません。人間としてまともなだけ」

(HRCイベントでのスピーチより)

マイリー・サイラス

画像: マイリーはパンセクシャル(全性愛者)であることをカミングアウトしている。

マイリーはパンセクシャル(全性愛者)であることをカミングアウトしている。

「考えてみてください。命を捧げられるほど世界の何よりも好きな人と出会ったのに、結婚できないことを。まわりの友達のように特別な日が祝えないことを。指にリングをはめて、みんなと同じように意味のあるものにできないことを。そんな人の立場になって一度考えてみてください。私は考えただけで気分が悪くなります」

(Glamourのインタビューより)

ジュリア・ロバーツ(俳優)

画像: ジュリアは2014年にLGBT+支援団体GLSENの人道賞を受賞した。

ジュリアは2014年にLGBT+支援団体GLSENの人道賞を受賞した。

「愛は人生における最大のテーマ。だからこそ、それぞれが自分の選んだ人を愛せるようになるべきだと思います」

(『食べて、祈って、恋をして』のプレスインタビューより)

ドリュー・バリモア(俳優)

画像: ドリューは2010年に、LGBT+支援団体GLAADに功労賞であるヴァンガード賞を贈られた。

ドリューは2010年に、LGBT+支援団体GLAADに功労賞であるヴァンガード賞を贈られた。

「人の前にバリケードを張ってはいけないです。愛は定義できない。家族も定義できない。たくさんの色で作られているのだから」

(AP通信のインタビューより)

ブラッド・ピット(俳優)

画像: ブラッドは全米で同性婚が合法化するまでは恋人(当時)のアンジェリーナ・ジョリーと結婚しないと、2006年に宣言。

ブラッドは全米で同性婚が合法化するまでは恋人(当時)のアンジェリーナ・ジョリーと結婚しないと、2006年に宣言。

「我々の友でありご近所さんであるゲイとレズビアンのカップルは、ほかの全員と同じ保護を受けるべきです。(中略)真剣に愛し合っているカップルたちが結婚できるようになるまで、私は引き下がらない」

(HRC会員への声明文より)

ジャネット・ジャクソン(シンガー)

画像: ゲイアイコンの1人として知られるジャネットは、ホモフォビアを批判した曲「Free Xone」をはじめ、音楽活動を通してLGBT+への支持を続けてきた。

ゲイアイコンの1人として知られるジャネットは、ホモフォビアを批判した曲「Free Xone」をはじめ、音楽活動を通してLGBT+への支持を続けてきた。

「2人の人間が愛し合い一緒にいたいと言っているんです。それの何が問題なの?」

(BETより)

クリス・ヘムズワース(俳優)

画像: クリスの母国オーストラリアでは、2017年に国民投票が行なわれて同性婚が合法化された。

クリスの母国オーストラリアでは、2017年に国民投票が行なわれて同性婚が合法化された。

「結婚は愛と忠誠です。平等な市民権がある国では全員にその権利があるべきです」

(公式インスタグラムより)

テイラー・スウィフト(シンガー)

画像: テイラーは2018年には同性婚に反対する議員マーシャ・ブラックバーンを名指しで批判し、2019年には反LGBT法と闘う活動に1,000万円以上を寄付した。

テイラーは2018年には同性婚に反対する議員マーシャ・ブラックバーンを名指しで批判し、2019年には反LGBT法と闘う活動に1,000万円以上を寄付した。

「わたしはLGBTQの人権のための闘いを支持します。性的指向やジェンダーを理由にした偏見はどんなものでも間違っている」

(公式インスタグラムより)

ウィル・スミス(俳優)

画像: ウィルは長男のジェイデン・スミスがスカートを着て出歩いていることについては、「子供に与えてあげられる最大の贈り物は、彼らがなりたい人間に自由になれる環境を与えてあげること」と語った。

ウィルは長男のジェイデン・スミスがスカートを着て出歩いていることについては、「子供に与えてあげられる最大の贈り物は、彼らがなりたい人間に自由になれる環境を与えてあげること」と語った。

「愛してくれる相手を見つけたんだったら、人生の苦難を乗り越える助けになってくれる相手を見つけたんだったら、私はそれがどんな形だろうと支持しますよ」

(ベルリンでのプレスツアーより)

レオナルド・ディカプリオ(俳優)

画像: ハリウッドでLGBT+の話題がまだタブーだった時代から支持を表明してきたレオナルド。1995年の映画『太陽と月に背いて』では同性愛者を演じた。

ハリウッドでLGBT+の話題がまだタブーだった時代から支持を表明してきたレオナルド。1995年の映画『太陽と月に背いて』では同性愛者を演じた。

「同性婚について大騒ぎしている人がいますが、ほかの人が誰と結婚するかなんてどうでもいいですよ」

(GQのインタビューより)

マライア・キャリー(シンガー)

画像: ゲイアイコンであるマライアは、LGBTQは「Legendary(伝説的)Gorgeous(ゴージャス)Beautiful(ビューティフル)Tantalizing(興味をかきたてる)Quality(最高級品質)」だととらえているという。

ゲイアイコンであるマライアは、LGBTQは「Legendary(伝説的)Gorgeous(ゴージャス)Beautiful(ビューティフル)Tantalizing(興味をかきたてる)Quality(最高級品質)」だととらえているという。

「結婚したいという2人がいるならば、それはその2人の権利です。みんな自分の生きたいように生きられるべきで、自分の幸せを見つける権利があるのですから」

(The Advocateのインタビューより)

ライアン・レイノルズ(俳優)

画像: ライアンの母国カナダでは2005年に全土で同性婚が合法化された。

ライアンの母国カナダでは2005年に全土で同性婚が合法化された。

「反対するわけがない。僕はモンスターじゃないですからね。素晴らしいことじゃないですか」

(米HuffPost Liveのインタビューより)

エミネム(ラッパー)

画像: 20代の頃はホモフォビックな歌詞で物議を醸していたエミネムだが、近年は支持者へと変わった。

20代の頃はホモフォビックな歌詞で物議を醸していたエミネムだが、近年は支持者へと変わった。

「2人の人間が愛し合ってるなら、別にいいじゃないか。(結婚して)惨めな気分になる権利は全員に平等にあるべきだ」

(The New York Timesのインタビューより)

バラク・オバマ(第44代アメリカ合衆国大統領)

画像: オバマ氏は現職の米大統領として初めて同性婚の合法化を支持した。

オバマ氏は現職の米大統領として初めて同性婚の合法化を支持した。

「ゲイのブラザーやシスターたちが法の下で同じように扱われるまでは、我々の道のりは終わらない。我々が平等に作られているならば、それぞれにコミットする愛も平等であるべきなのですから」

(2013年の大統領就任式より)

ビヨンセ(シンガー)

画像: ビヨンセは2019年にLGBT+支援団体GLAADに功労賞を贈られたときには、HIVで亡くなった叔父に同賞を捧げた。

ビヨンセは2019年にLGBT+支援団体GLAADに功労賞を贈られたときには、HIVで亡くなった叔父に同賞を捧げた。

「好きならリングをはめられるべき(※)。我々は平等な結婚の権利のために結束する」

(公式SNSより)

※自身の大ヒット曲「シングル・レディース (プット・ア・リング・オン・イット)」の歌詞にかけて。

ジェイ・Z(ラッパー)

画像: ジェイ・Zは2017年の曲「スマイル」で母親がレズビアンであることを初めて明かした。

ジェイ・Zは2017年の曲「スマイル」で母親がレズビアンであることを初めて明かした。

「自分が愛する人は自分で決められるべきです。これは個人の問題だ。黒人に対する差別と変わらない。ただの差別ですよ」

(米CNNのインタビューより)

アナ・ウィンター(US版Vogue誌編集長)

画像: 同性婚反対派の豪首相スコット・モリソンを名指しで批判するなど、LGBT+コミュニティのために声を挙げてきた。

同性婚反対派の豪首相スコット・モリソンを名指しで批判するなど、LGBT+コミュニティのために声を挙げてきた。

「『誓います』と言う権利は、投票と同じレベルで基本的な人権だと思っています」

(HRCのキャンペーン動画より)

オクタヴィア・スペンサー(俳優)

画像: オクタヴィア・スペンサー出演の映画『シェイプ・オブ・ウォーター』はそのメッセージ性がLGBT+コミュニティから称賛されている。

オクタヴィア・スペンサー出演の映画『シェイプ・オブ・ウォーター』はそのメッセージ性がLGBT+コミュニティから称賛されている。

「私は結婚を支持します。それが同性間のことなら、それまでの話。同性婚じゃなくて結婚そのものに話題がシフトしてほしい。そうしたら『私は結婚を支持します』とみんな言うでしょう。“同性”という部分は取って、全員の結婚を支持するようになればいいんですよ」

(Popsugarより)

レディー・ガガ(シンガー)

画像: ガガの大ヒット曲「ボーン・ディス・ウェイ」はLGBT+アンセムとして支持されている。

ガガの大ヒット曲「ボーン・ディス・ウェイ」はLGBT+アンセムとして支持されている。

「若者たちには、自分たちの価値を平等に評価する政府のもと、フェアで希望にあふれた未来を与えられる権利があります」

(公式ツイッターより)

50セント(ラッパー)

画像: 50セントは過去には差別発言が問題になったが、近年は同性愛や同性婚への支持を表明している。

50セントは過去には差別発言が問題になったが、近年は同性愛や同性婚への支持を表明している。

「みんな幸せになれるべきだと思っている。今の時代、同性婚に反対する人はアホだ」

(MTV UKのインタビューより)

ニコール・キッドマン(俳優)

画像: ニコールは母国オーストラリアでの同性婚の合法化を支持した。

ニコールは母国オーストラリアでの同性婚の合法化を支持した。

「愛し合っている人々が人生を共にすることを支持して称賛するべきだと思っています。他人の事情には口を出さないようにするべきです。法的に関係を認めてほしいと願うことは素晴らしいこと。なぜならそれは保護であり、真剣であることを公けに宣言できるのですから」

(『The Victoria Derbyshire Show』より)

ジョージ・H・W・ブッシュ(第41代アメリカ合衆国大統領)

画像: 現職時代はLGBT+の権利に消極的な姿勢を批判されたが、晩年は考えを変えて同性婚を支持した。

現職時代はLGBT+の権利に消極的な姿勢を批判されたが、晩年は考えを変えて同性婚を支持した。

「人間には差別されることなく自由に生きる権利があります。人間には幸せになる権利があるのです」

(著書『Destiny and Power: The American Odyssey of George Herbert Walker Bush』より)

ニック・ジョナス(シンガー)

画像: 男性ファンが多いニックは、若手のゲイアイコンとして人気を博している。

男性ファンが多いニックは、若手のゲイアイコンとして人気を博している。

「好きな相手を愛し好きな相手と結婚する権利は全員にあるべきだ。より多くのストレートのアーティストがこの考えを共有することが、この考えが受け入れられることにつながる」

(Tetuのインタビューより)

ザック・エフロン(俳優)

画像: オーランドのゲイクラブで銃乱射事件が起きたときには、被害者支援のためのチャリティTシャツを着用して支援した。

オーランドのゲイクラブで銃乱射事件が起きたときには、被害者支援のためのチャリティTシャツを着用して支援した。

「(同性だから結婚できないことは)僕の友人の多くが直面している問題です。みんなに幸せになってほしい。彼らが自由に生きたいように生きられたら、僕も嬉しいです」

(The Advocateのインタビューより)

ソフィア・ブッシュ(俳優)

画像: ソフィアはLGBT+の権利擁護に消極的なドナルド・トランプ米大統領を名指しで批判したことがある。

ソフィアはLGBT+の権利擁護に消極的なドナルド・トランプ米大統領を名指しで批判したことがある。

「私が信仰する神は全員を愛します。もしもあなたの神がそうでないなら、それはあなた個人のこと。だから私にどう生きろと指図したり、私の友人たちの権利を奪ったりしないで。あなたがそうするならば、私は徹底的にデモをします。徹底的に議論をします。徹底的に署名をします。眠らず、止まらず。この国の多くの人がそうするでしょう。(結婚の権利を奪うことは)間違っています」

(E! Newsのインタビューより)

ジャスティン・ティンバーレイク(シンガー)

画像: ジャスティンは第1子のナニー(子守り)として、ゲイの男性2人を雇ったと当時報じられた。

ジャスティンは第1子のナニー(子守り)として、ゲイの男性2人を雇ったと当時報じられた。

「自分にとって未知のものを恐れるのではなく、違いを称え合い結束すべきだと思います。僕にはゲイの男友達はたくさんいますよ」

(映画『ステイ・フレンズ』プレスイベントより)

クリス・エヴァンス(俳優)

画像: LGBT+の権利運動に熱心はクリスの弟、俳優のスコット・エヴァンスはゲイであることをカミングアウトしている。

LGBT+の権利運動に熱心はクリスの弟、俳優のスコット・エヴァンスはゲイであることをカミングアウトしている。

「この時代に公民権を奪われている人がいるなんて、信じられない。恥ずべきことであり、悲しいことです。言うまでもないですが、僕は同性婚を100%支持します。10年先には、これが問題だったことを恥じるでしょう」

(米Playboyのインタビューより)

クリント・イーストウッド(俳優)

画像: クリントは俳優の息子スコット・イーストウッドと共に同性婚を支持している。

クリントは俳優の息子スコット・イーストウッドと共に同性婚を支持している。

「他の人が誰と結婚しようと私の知ったこっちゃないですよ。なぜダメなんだ?騒ぎ立ててしまっているだけだ。自由に人生を生きるチャンスを全員に与えてあげましょうよ」

(GQのインタビューより)

ルース・ベイダー・ギンズバーグ(米最高裁判所の判事)

画像: ギンズバーグ判事はアメリカ全州での同性婚の合法化を決定したオーバーグフェル対ホッジス裁判で、支持派に追い風を与える重要な発言をした。

ギンズバーグ判事はアメリカ全州での同性婚の合法化を決定したオーバーグフェル対ホッジス裁判で、支持派に追い風を与える重要な発言をした。

(伝統的ではないという反対論に対して)
「コモンロー(判例法主義)やシビルロー(法廷法主義)において、現代の結婚そのものが伝統的な結婚と異なります。(伝統的な)結婚は支配的な男性と下位の女性のあいだのものだったのですから」

(同性婚について審議された2015年の最高裁裁判より)

ケリー・ワシントン(俳優)

画像: ケリーは2013年にはGLSENアワードの名誉会長になり、2015年にはGLAADの功労賞であるヴァンガード賞を受賞しと、LGBT+支援団体から高く評価されている。

ケリーは2013年にはGLSENアワードの名誉会長になり、2015年にはGLAADの功労賞であるヴァンガード賞を受賞しと、LGBT+支援団体から高く評価されている。

「(アメリカでは約50年前まで)人種の違う男女は好きな相手と自由に結婚することが許されていませんでした。現代において同性婚を支持しないという黒人に出会うと(中略)『あなたとあなたの愛する人に対しても同じ言葉が使われていたのよ』と言います」

(GLAAD Media Awardsの受賞スピーチより)

ケイト・ウィンスレット(俳優)

画像: ケイトは2020年公開の映画『Ammonite(アンモナイト)』でシアーシャ・ローナンと女性同士の恋の物語を描く。

ケイトは2020年公開の映画『Ammonite(アンモナイト)』でシアーシャ・ローナンと女性同士の恋の物語を描く。

「自分の子供たちが多様性のある世の中で育っていることを嬉しく思います。小さい子たちの考え方って面白いですよね。先日、(息子の)ジョーがこう言いました。『僕にもいつか彼女ができるだろう。もしゲイだったら彼氏だね』。7歳の子がですよ?『ママはどちらの方がいい?』と聞かれたから、『それはあなた次第よ。私にとっては違いはないから』と答えました」

(V Magazineのインタビューより)

ケンドリック・ラマー(ラッパー)

画像: ケンドリックは2012年にラジオ番組で同性婚への支持を表明した。

ケンドリックは2012年にラジオ番組で同性婚への支持を表明した。

「例えば君がキリストを信じないと言っても、俺はそれを理由に君を殴ることはできない。君には君の信条とモラルがあるんだから。そして君が同性愛者に生まれても俺にはどうしようもできない。俺には変えられないことなんだし。だから、君は君が幸せになることをすればいいんだよ」

(Shade 45のインタビューより)

マドンナ(シンガー)

画像: ゲイアイコンであるマドンナは、言うまでもなく、昔からLGBT+を支持してきたアーティストの1人。

ゲイアイコンであるマドンナは、言うまでもなく、昔からLGBT+を支持してきたアーティストの1人。

「ジェンダー、人種、色、宗教、性的指向にかかわらず、全ての人に平等な人権が与えられるべきだと信じています」

(2010年発表の公式声明より)

デミ・ロヴァート(シンガー)

画像: デミは自身のセクシャリティについて、「フリュイド(流動的)」としている。

デミは自身のセクシャリティについて、「フリュイド(流動的)」としている。

「LGBTだろうとストレートだろうと、その愛は正しく美しい素晴らしい贈り物。だからこそ、愛と思いやりがあり相手に自分を捧げている同性カップルが法的に結婚することを許可して、愛を守り、結婚という制度を強化しましょう」

(HRCのキャンペーン動画より)

クリステン・ベル(俳優)

画像: 同性婚が許されるまで結婚しないと宣言したクリステンは、2013年に同性同士の結婚を禁じた結婚防衛法(DOMA)の一部が違憲と判断された後に結婚。その後2015年に全州で同性婚が合法化した。

同性婚が許されるまで結婚しないと宣言したクリステンは、2013年に同性同士の結婚を禁じた結婚防衛法(DOMA)の一部が違憲と判断された後に結婚。その後2015年に全州で同性婚が合法化した。

「(同性愛者が結婚できないのに自分がするのは)嫌な気持ちがしました。だって、どうするんです?『あなたたちには出来ないことを祝ってる私たちを見て!』という感じでパーティーを開けと?不快すぎます。私たちは友達の90%くらいが同性愛者なんですよ!?」

(PrideSounceのインタビューより)

※2012年の発言。その3年後の2015年にアメリカ全州で同性婚が合法化された。

マシュー・モリソン(俳優)

画像: マシューは以前からストレートの俳優が同性愛者の権利について声をあげることの重要性を公言してきた。

マシューは以前からストレートの俳優が同性愛者の権利について声をあげることの重要性を公言してきた。

「その愛は結婚に値しないと言われる筋合いは誰にもない」

(HRCのキャペーン動画より)

ケヴィン・マクヘイル(俳優)

画像: ケヴィンはこの発言をした数年後の2018年に、同性愛者であることをカミングアウトした。

ケヴィンはこの発言をした数年後の2018年に、同性愛者であることをカミングアウトした。

「僕にとって家族とは、どんな時でも支えてくれる愛する人たちのことです。真剣に愛し合うゲイやレズビアンのカップルも、その愛を、関係を、家族のカタチを、他の人と同じように社会で認められるべきです」

(HRCのキャンペーン動画より)

クリスティン・チェノウェス(俳優)

画像: クリステンは2019年にサンフランシスコのゲイの男性によるコーラスグループから表彰された。

クリステンは2019年にサンフランシスコのゲイの男性によるコーラスグループから表彰された。

「どんな人間だろうと、誰を好きであろうと、自分が結婚したい相手と結婚できるべきです」

(HRCのキャンペーン動画より)

ミラ・クニス(俳優)

画像: ミラは2015年に全米で同性婚が合法化した1ヵ月後に現在の夫アシュトン・カッチャーと結婚した。

ミラは2015年に全米で同性婚が合法化した1ヵ月後に現在の夫アシュトン・カッチャーと結婚した。

「(LGBT+の)友達ができないなら、結婚の概念に納得がいきませんでした。彼らが結婚したいと思うのはなんらおかしいことではないのに。だから私は、『神聖なものじゃないから、それは結婚のあるべき姿じゃない。だから私は結婚しない』と言ったのです」

(PrideSourceのインタビューより)

ジョージ・クルーニー(俳優)

画像: ジョージは国際弁護士の妻アマル・クルーニーと共に、LGBT+やジャーナリストなどに対する権利侵害と闘うプロジェクトTrialWatchを2019年に立ち上げた。

ジョージは国際弁護士の妻アマル・クルーニーと共に、LGBT+やジャーナリストなどに対する権利侵害と闘うプロジェクトTrialWatchを2019年に立ち上げた。

「いつの日か、同性婚が問題ではなくなる日が来ますよ。そしてこの人権運動に反対した人たちは、黒人だからという理由でジェームズ・フッドがアラバマ大学に入ることを学校の階段に立って妨害したジョージ・ウォレス(※)と同じくらい時代遅れに見えることでしょう」

(The Advocateのインタビューより)

※白人と有色人種の人種隔離を訴えたアメリカの政治家。1963年に2人の黒人生徒のアラバマ大学入学を阻止するために大学の門の前に立ちはだかった。

ウーピー・ゴールドバーグ(俳優)

画像: ウーピーは同性愛者への支持がタブーとされていた時代から支持を表明していた。

ウーピーは同性愛者への支持がタブーとされていた時代から支持を表明していた。

「同性婚が嫌なら、あなた自身が同性と結婚しなきゃいいだけですよ」

(Peopleのインタビューより)

ケイティ・ペリー

画像: 同性愛は“治せる”と教えられて育ったケイティだが、成長してからはLGBT+の権利運動を支える1人となった。

同性愛は“治せる”と教えられて育ったケイティだが、成長してからはLGBT+の権利運動を支える1人となった。

「私は今とはまったく違う価値観のもと育ちました。女性の平等な権利から、自由に好きな人を愛せることまで、さまざまな事柄に対する価値観が変わりました。ほかの人権運動と同じく、これ(=同性婚)についても、いつか信じられないと首を振りながら『進化できてよかった』と振り返る日がくることを願います」

(HRCの受賞スピーチより)

ジュリアン・ムーア(俳優)

画像: ジュリアンは、映画『ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気』や『キッズ・オールライト』など、多数の映画で同性愛者のストーリーテリングをしている。

ジュリアンは、映画『ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気』や『キッズ・オールライト』など、多数の映画で同性愛者のストーリーテリングをしている。

「将来、『こんなに時間がかかったなんて信じられない』と振り返る出来事となるでしょう。(白人と有色人種の)人種隔離や、女性の投票の権利がそうだったように」

(公式SNSより)

アダム・レヴィ―ン(シンガー)

画像: ゲイの弟を持つアダム。弟が自分のセクシャリティを“おかしいこと”だと感じないように、家族一丸となって応援したという。

ゲイの弟を持つアダム。弟が自分のセクシャリティを“おかしいこと”だと感じないように、家族一丸となって応援したという。

(結婚の神聖さが壊れるという反対論に対して)
「ストレートの人たちの結婚を違法にするべきかもしれないですね。あまり成功率が高くないですから」

(公式SNSより)

カイリー・ミノーグ(シンガー)

画像: ゲイアイコンであるカイリーは、母国オーストラリアの同性婚支持キャンペーンSay I Do Down Underをリードしたセレブの1人だった。

ゲイアイコンであるカイリーは、母国オーストラリアの同性婚支持キャンペーンSay I Do Down Underをリードしたセレブの1人だった。

「平等な結婚の権利を。愛は愛なのです」

(公式SNSより)

ピンク(シンガー)

画像: ピンクはLGBT+人権団体HRCの特別賞Ally for Equalityの初代受賞者。

ピンクはLGBT+人権団体HRCの特別賞Ally for Equalityの初代受賞者。

「ゲイやストレートという会話さえ起きない日がくれば最高ですね。同性婚じゃなくて、結婚。黒人の男性や白人の女性じゃなくて、男性と女性または人間と人間。そういう世界になってほしい」

(GaydarRadioのインタビューより)

レナ・ダナム(俳優)

画像: LGBT+の権利運動を支持するレナは、レズビアンの妹がいる。

LGBT+の権利運動を支持するレナは、レズビアンの妹がいる。

(全米で同性婚が合法化するまで結婚しないと決めた理由について)

「自分が愛するすべての人々ができないことをお祝いとしてとらえることができない」

(『エレンの部屋』より)

キム・カーダシアン(リアリティスター)

画像: キムは義理の父ケイトリン・ジェンナーが2015年にトランスジェンダーであることをカミングアウトした。

キムは義理の父ケイトリン・ジェンナーが2015年にトランスジェンダーであることをカミングアウトした。

「誰と結婚したいかは自分で選べるべき」

(公式SNSより)

ダヴ・キャメロン(俳優)

画像: ダヴは以前からバイセクシャルであることを匂わす発言を繰り返している。

ダヴは以前からバイセクシャルであることを匂わす発言を繰り返している。

「私は人権を支持します」

(公式SNSより)

ソフィア・カーソン(俳優)

画像: ソフィアは女性や移民の権利と同じく、LGBT+の権利も積極的に訴えている。

ソフィアは女性や移民の権利と同じく、LGBT+の権利も積極的に訴えている。

「愛は愛」

(公式SNSより)

ノーマニ・ハミルトン(シンガー)

画像: ノーマニが所属するガールズグループのフィフス・ハーモニーは結成当初からLGBT+への支持を表明していた。

ノーマニが所属するガールズグループのフィフス・ハーモニーは結成当初からLGBT+への支持を表明していた。

「みんなが幸せで平等であることが大切」

(公式SNSより)

ジェイソン・ムラーズ(シンガー)

画像: ラブソング「アイム・ユアーズ」で知られるジェイソンは、2018年にバイセクシャルであることをカミングアウトした。

ラブソング「アイム・ユアーズ」で知られるジェイソンは、2018年にバイセクシャルであることをカミングアウトした。

「僕は愛について歌っています。みなさんにラブソングを聴く権利があるように、自分の愛する人と結婚できる権利があるべきだと信じています」

(HRCのキャンペーン動画より)

ポーリー・ペレット(俳優)

画像: ドラマ『NCIS』のポーリーは全米で同性婚ができるようになるまで結婚しないと2011年に宣言した。

ドラマ『NCIS』のポーリーは全米で同性婚ができるようになるまで結婚しないと2011年に宣言した。

「私にとって平等とは、全員に同じ法的権利が与えられることです」

(HRCのキャンペーン動画より)

スーザン・サランドン(俳優)

画像: 3回の結婚と離婚経験があるスーザンは、2018年に同性愛者の政治家デヴィッド・アーノルドの政治キャンペーンに寄付を行なった。

3回の結婚と離婚経験があるスーザンは、2018年に同性愛者の政治家デヴィッド・アーノルドの政治キャンペーンに寄付を行なった。

「私自身は結婚は肌に合わないですが、あなたがしたいなら、できるべきです。誰もが平等に、しっかりと」

(HRCのキャンペーン動画より)

ジョシュ・ハッチャーソン(俳優)

画像: ジョシュは、ストレートの男性がゲイの男性を応援するプロジェクトStraight but Not Narrowに参加したセレブの1人。

ジョシュは、ストレートの男性がゲイの男性を応援するプロジェクトStraight but Not Narrowに参加したセレブの1人。

「男友達が好きな子が男だからってそんなに問題ですか?逆に恋のライバルが減りませんか(笑)」

(Straight but Not Narrowの動画より)

ジェイク・ギレンホール(俳優)

画像: ジェイクが亡き俳優ヒース・レジャーと男性同士のロマンスを描いた2005年の映画『ブロークバック・マウンテン』は名作として語り継がれている。

ジェイクが亡き俳優ヒース・レジャーと男性同士のロマンスを描いた2005年の映画『ブロークバック・マウンテン』は名作として語り継がれている。

(『ブロークバック・マウンテン』以来)「起きた変化の大きさに感動しています。(結婚という)そのような形で愛が称賛される方向に法律が動いていることに感動しています」

(Fushionのジョージ・ラモスとのインタビューより)

アリアナ・グランデ(シンガー)

画像: 同性愛者の兄を持つアリアナは、LGBT+への偏見を目にすると「激怒」してしまうと発言している。

同性愛者の兄を持つアリアナは、LGBT+への偏見を目にすると「激怒」してしまうと発言している。

「愛は勝つ。どんなときも勝つ」

(公式ツイッターより)

ヒュー・ジャックマン

画像: 2017年に母国オーストラリアで同性婚の是非を問う国民投票が行なわれた時には、ヒューは支持するキャンペーンに賛同。同国では同年に同性婚が合法化した。

2017年に母国オーストラリアで同性婚の是非を問う国民投票が行なわれた時には、ヒューは支持するキャンペーンに賛同。同国では同年に同性婚が合法化した。

「すべてのオーストラリア人が法のもと平等に扱われるべきであると信じている」

(公式ツイッターより)

アメリカ・フェレーラ

画像: アメリカはLGBTQ+界への貢献を称えられ、2017年にアメリカ最大級のLGBTQ擁護団体HRCより Ally for Equality賞を贈られた。

アメリカはLGBTQ+界への貢献を称えられ、2017年にアメリカ最大級のLGBTQ擁護団体HRCより

Ally for Equality賞を贈られた。

「私の自由は、LGBTQのブラザーやシスターたちの自由、ブラック・コミュニティのブラザーやシスターの自由、移民、難民、ムスリム、シーク、そして世界中の女性たちの自由と密接に関係していると信じているからです」

(HRCガラでの受賞スピーチより)

※こちらの記事は2019年4月に公開されたものの改正版です。

LGBTの親を持つセレブリティたち、家族のカタチは色々!
35歳以下のLGBT+の海外セレブ35人を大特集
LGBT+の有名人が語る「家族へのカミングアウト」ストーリー
LGBTのシンボル「レインボーフラッグ」に5色追加、その意味は?

(フロントロウ編集部)

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