ここ数日中に出産してもおかしくないと言われるほど、間近に迫っているメーガン妃の出産予定日。世界中の王室ファンたちがロイヤルベビーの誕生を今か今かと待ちわびるなか、イギリス王室のロイヤルファミリーの情報を伝える公式アカウント「＠RoyalFamily」があまりにも紛らわしい投稿をして一部のフォロワーたちから反感を買っている。
「ついにロイヤルベビー誕生か⁉ 」と世間を騒然とさせることとなったのが、英王室の公式アカウントが投稿したこちらの写真。
看護師の女性にやさしく支えられる生まれたばかりの赤ちゃんの姿が映ったこの1枚は、エリザベス女王とフィリップ夫妻の三男でウェセックス伯爵であるエドワード王子の妻ソフィー妃が、インドにある英国政府支援の病院を訪れた際に撮影されたもの。
未熟児の生育に関する医療研究をサポートするチャリティ活動について紹介するための投稿だったが、写真に写った赤ちゃんの肌や髪の色が、今後生まれてくるメーガン妃とヘンリー王子のロイヤルベビーを彷彿とさせるものだったことや、ここ数週間の“ロイヤルベビー待ち”の緊張感の中で公開されるという、ある意味絶妙なタイミングだったことから、この写真を一目見てロイヤルベビーのお披露目写真かと勘違いしたフォロワーたちも。
コメント欄には「ロイヤルベビーかと思った…」、「紛らわしい」、「なぜこのタイミングで赤ちゃんの写真を公開するの？ 」といった落胆やブーイングの声も寄せられた。
イギリス王室の伝統に習い、出産後すぐに病棟玄関前で記者会見を行なったヘンリー王子の母、故ダイアナ妃や、ウィリアム王子の妻キャサリン妃とは違い、ベビーの誕生後、しばらくは、プライベートで我が子の誕生を楽しみ、準備が整ってからお披露目したいと考えているというメーガン妃。
上：ウィリアム王子出産後にお披露目会見を行なったダイアナ妃とチャールズ皇太子。下：キャサリン妃＆ウィリアム王子の長男ジョージ王子のお披露目の様子。
それだけに、ベビー誕生の際には、従来とは違う方法で第一報が届けられるのではないかと、ロイヤルウォッチャーたちは王室関連のSNSで発信される情報に目を光らせている。
ちなみに、王室のルールではロイヤルベビーの誕生を一番先に知らされるのは英国君主であるエリザベス女王と決まっている。その後、バッキンガム宮殿の前に設置される黄金のイーゼルに出産時刻、性別、体重を伝える文書が掲示されるが、キャサリン妃がジョージ王子やシャーロット王女、ルイ王子を出産した際には王室のコミュニケーション・チームがSNSアカウントを通じても発表を行っており、メーガン妃の出産後にも同様の方法でロイヤルベビーの誕生が伝えられるのではないかと見られている。（フロントロウ編集部）
2018年4月、ルイ王子誕生の際にバッキンガム宮殿前に設置された黄金のイーゼル。
