モデルのエリン・ヘザートンが裁判所に破産を申し立てた。米The Blastが裁判所に提出された破産申請書類を入手。それによると、エリンの現在の全財産は6,464ドル(約72万円)。そして彼女には、56万ドル(6,200万円)を超える借金があるという。
エリンは現在月に1,000ドル(約11万円)ほどの収入しか得ていないといい、そのうちの200ドル余りが家族や友人からのサポートによるもの。さらにエリンが今年に入ってから得た収入は2,820ドル(約31万4,000円)。銀行の預金残高は1000ドルを切っているという。
複数のクレジットカードの使い過ぎによる借金の合計が、日本円にして4,600万円以上にも膨らんでしまったというエリン。
さらに、ニューヨーク州に支払うべき税金約450万円を滞納しているほか、2017年には、以前アシスタントを務めていた女性と一緒に立ち上げる予定だった水着ブランドから事前通告なしに一方的に手を引いたとして、約1,100万円の損害賠償を求める裁判を起こされており、経済的にかなり追い込まれた状況だったよう。
エリンが裁判所に提出した破産申請書類には、現在のエリンの所持品の中で最も高価なのは、日本製の約11万円のヴィンテージジャケットとセレブに人気のジュエリーブランド、ジェニファー・メイヤー(Jennifer Meyer)の約10万円のダイヤモンドのネックレスであるといった、かなりプライベートでリアルな情報まで記載されている。
エリンは、2010年から2013年までランジェリーブランド、ヴィクトリアズ・シークレット(Victoria’s Secret/以下ヴィクシー)の広告塔美女軍団“ヴィクトリアズ・エンジェルズ”の一員として活動。毎年末に行なわれる同ブランドのファッションショーに合計6回出演を果たした。
しかし、最後の2回のショーに関しては、運営側から「体重を落とし、もっと痩せるように」と厳しく言われたといい、彼女なりに努力を重ねたものの、報われなかったことが原因でうつのような状態に。摂食障害にも陥りかねない精神状態だったことから、2013年のショーへの出演後にヴィクシーを卒業したと2016年に行なわれた米TIMEとのインタビューで明かしていた。
その後もモデル活動を続けていたものの、仕事は激減していたよう…。それにもかからわずクレジットカードを使って浪費を続けていたことが、今回、破産申告に至った原因だとみられる。
エリンはまだヴィクシー・エンジェルだった2011年12月から2012年10月までの約10カ月間、俳優のレオナルド・ディカプリオと交際。
破局は友好的なものであり、当時の関係者は「ただ色んなタイミングが合わなかっただけ」と米Peopleに証言していた。(フロントロウ編集部)