4月初めにサセックス公爵とサセックス公爵夫人の名義で「@sussexroyal」という公式インスタグラムを開設したイギリス王室のヘンリー王子とメーガン妃。
最速でフォロワーが100万人を突破したことでギネス認定された同アカウントは、アメリカ英語特有の言い回しや言葉のチョイスなどから、メーガン妃本人が更新しているのではないかとウワサされているが、5月に入った今週、同アカウントが突然それまでフォローしていたアカウントを大量アンフォロー。
その中には、ヘンリー王子の兄であるウィリアム王子とその妻キャサリン妃の公式アカウント「@kensingtonpalace」やチャールズ皇太子と妻のカミラ夫人のアカウント「@clarencehouse」、そして、エリザベス女王やフィリップ殿下、そして王室全体としての広報として機能しているアカウント「@theroyalfamily」も含まれており、それまで23件だったヘンリー王子&メーガン妃のアカウントのフォロー数は16件までサイズダウンした。
ロイヤルファミリーのメンバーでさえもこぞって排除するという、この大胆な行動の裏には、ある重要なメッセージが込められていた。
ウィリアム王子とメーガン妃は5月に入って初めての投稿で、今回の行動の理由を説明。
5月がメーガン妃の母国アメリカで“メンタルヘルス(精神衛生)啓発月間”にあたること、そしてイギリスでは5月13日から19日が“メンタルヘルス啓発週間”にあたることに関連して、「心の健康やボディポジティビティ(※)、セルフケア、人と人の繋がりを大切さを促進する団体の活動に焦点を当てるため」、目覚ましい活動を行っている団体のみをフォローすることにしたと明かした。
※ありのままの体形に自身を持ち、自己肯定感を高めようという運動
フォローを継続しているいくつかの団体のアイコン画像を集めた写真を投稿。
さらに投稿には「毎月、同様のコンセプトでテーマや支援活動ごとにフォローするアカウントを変更していきます」とのコメントも。
どうやらヘンリー王子とメーガン妃のアカウントは、今後もその月々に重要視するチャリティ活動にまつわるアカウントのみフォローし、さまざまな啓発活動に貢献していく予定のよう。このコンセプトが続くとすれば、同アカウントがほかの王室メンバーのアカウントをフォローし直すことは、当面の間は無さそう。
誰のアイディアかは明かされていないが、膨大なフォロワー数を有するアカウントをチャリティ活動にフル活用するというというのは、じつに名案。
そして、世間で執拗にウワサされている家族間の不仲とはまったく関係なさそう。(フロントロウ編集部)