ニューヨークのメトロポリタン美術館で開幕したメットガラ2019。第71回目となる今年のテーマである「キャンプ:ファッションについてのノート」に合わせてセレブたちが思い思いの奇抜なルックを披露するなか、今年話題のビリー・ポーターがカメラマンのフラッシュを一身に浴びた。(フロントロウ編集部)
アカデミー賞2019で“タキシード・ドレス”を披露して話題をさらった、ドラマ『POSE』に出演するパフォーマーのビリー・ポーターが、メットガラの歴史に残る来場の仕方をした。
ザ・ブロンズ(The Blonds)によってカスタムされたゴールドのキャットスーツを着て「太陽の神(Sun God)」に化したビリーは、上半身裸の男性6人がかつぐ “こし”に寝そべった状態で登場。
古代エジプトの女王のようなたたずまいで、時おり顔だけを少し動かしてカメラマンや来場者に目力たっぷりの視線をおくったビリー。
しかもクライマックスはまだ先にあり、一歩もあるくことなくレッドカーペットの見せ場である階段前に到着したビリーは、こしを降りると、約3メートルもあるゴールドの翼をバサッと広げてポーズ。
足元はジュゼッペザノッティ(Giuseppe Zanotti)のカスタムシューズを履き、オスカー・ヘイマン(Oscar Heyman)とアンドレオーリ(Andreoli)のジュエリーで着飾ったビリー。この日のルックは、ダイアナ・ロス主演の1975年の映画『マホガニー物語』にインスパイアされたものだという。(フロントロウ編集部)