ドラマ『glee/グリー』でフィン役として主演を務め、大ブレイクした俳優のコリー・モンティスは、2013年に薬物の過剰摂取のため31歳という若さで帰らぬ人となってしまった。もし生きていれば37歳の誕生日を迎えるはずだった5月11日に、同ドラマでコリーが演じるフィンの先生役で知られる俳優のマシュー・モリソンが、インスタグラムを更新した。
マシューといえばコリーと深い親交があったため、彼の死後も自身のインスタグラムにコリーを登場させては、なつかしんでいる。
そんなマシューが投稿したのは、コリー本人の写真やツーショット写真かと思いきや、今回投稿されたのは自身の子供を抱きかかえるマシューの姿が映る動画。この動画の中でこう話し始めた。
「コリー・モンティスがいなくなってしまってから、誕生日には彼の写真を投稿してきたけれど、もう写真がないんだ。だから今年は、彼の故郷バンクーバーのパズルを完成させることにした。完成させるのにたくさんの時間がかかったけど、写真をただ投稿するよりも彼の存在を近くに感じることができた。君に贈るよ、コリー」
コリーが帰らぬ人となってしまったため、写真が増えることはないという切ない状況でも、ジグソーパズルに挑戦してコリーに想いを馳せたマシュー。
そんなマシューはこの動画と一緒に「みんなには、愛する人を強く抱きしめてほしい。それから、たとえみんなの大切な人がもう亡くなってしまっていても、想いをめぐらす時間をとってほしいんだ。それから、自分自身にも愛を与えてあげてね。君は、この世界で唯一無二の存在なのだから」と書き込み、メッセージを送った。(フロントロウ編集部)