映画界で最も権威のある映画祭であるカンヌ国際映画祭で出演作『The Dead Don’t Die(ザ・デッド・ドント・ダイ)』の特別上映が行なわれ、監督や共演者たちとレッドカーペットやプレスカンファレンスに登場したセレーナ・ゴメス。
カンヌ国際映画祭初参加となった彼女は、レッドカーペットでの自分のドレス姿の写真をインスタグラムに投稿し、「初めてのカンヌ! ジム(※)やキャストたちと一緒にこの映画に携われたことを誇りに思います」と憧れの地を踏みしめた感動を綴った。
※『The Dead Don’t Die』でメガホンを取ったジム・ジャームッシュ監督。
しかし、このセレーナのコメントには、世界中のフォロワーたちが仰天させる、とんでもない内容の続きが。
コメントの最後の一文には、なんと、「ところで、私とビル・マーレイは結婚します」と、セレーナが『The Dead Don’t Die』の共演者である大御所俳優のビル・マーレイとゴールインすると書かれていた。
幽霊退治コメディ『ゴースト・バスターズ』や日本を舞台にした『ロスト・イン・トランスレーション』など、数々の名作映画に出演してきた演技派俳優のビルは御年68歳。現在26歳のセレーナとは42歳もの年の差がある。
さすがにそんな2人が交際しているわけはなく、「結婚」というのはもちろんセレーナの思い切ったジョークなのだが、セレーナのファンたちは意外にも「結婚相手がビルなら申し分ない」、「すごくお似合いだと思う!」、「ウェディングベルの音が聞こえてくる」と爆笑しながら歓迎。
というのも、セレーナとビルは、先日行なわれた『The Dead Don’t Die』の上映会のレッドカーペットで、ビルがセレーナの頬にキスをしたり、セレーナがビルに向かってお茶目なポーズを決めるなど、まるで子供のようにはしゃぎ合う仲睦まじい様子を披露。そんな2人の姿が「可愛すぎる!」と評判になっていた。
#Cannes2019 Selena Gomez e Bill Murray no tapete vermelho é a melhor coisa de hoje! pic.twitter.com/vyEVhR1pDA
— இ (@sallytsali) 2019年5月14日
セレーナとビルが共演した『The Dead Don’t Die』は、突如ゾンビが出現しはじめたアメリカの田舎町を舞台に住民たちが思わぬ事態に巻き込まれていく、ちょっぴりカオスで笑えるコメディ要素満載の注目作品。
2人のほかにも、ジャームッシュ監督作の常連であるオスカー女優のティルダ・スウィントンや『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の注目俳優アダム・ドライバー、『ボーイズ・ドント・クライ』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたクロエ・セヴィニー、トム・ウェイツやイギー・ポップといった大御所ミュージシャン、コメディー界の大御所俳優スティーブ・ブシェミ、若手人気モデルのルカ・ラバトら異色かつ豪華なキャストが顔をそろえている。
同作の米公開は6月14日。予告編を見る限りではセレーナとビルの共演シーンは見当たらないが、一体どんな物語となっているのか今後の日本公開にも期待したい。(フロントロウ編集部)
※この記事は年齢の誤表記があったため訂正いたしました。