『glee/グリー』初放送から10年
2009年5月19日、今でも根強い人気を誇るドラマ『glee/グリー』の初回エピソードが全米で放送された。
ファイナルエピソードが放送された2015年までの6年間を通して、ドラマは熱狂的な人気を見せ、それに伴いキャスト陣も大ブレイク。『グリー』放送後はそれぞれが各分野で目覚ましい活躍を見せている。
とくに『グリー』は、ドラマの共演者にありがちな不仲説が少なく、キャスト陣の仲が非常に良いことでも知られている一方で、メインキャストであるフィン役コリー・モンティスとパック役マーク・サリングが他界するという人生で忘れられない悲劇を経験している。
そんなキャスト陣が、ドラマの10周年を記念して当時の思い出を振り返った。
レイチェル役リア・ミシェル
「小さな街の少女…(※)#Glee10thAnniversary(グリー10周年)」
※『グリー』の代表曲である「ドント・ストップ・ビリーヴィン」の歌詞の一部
Just a small town girl... #Glee10thAnniversary ❤️ pic.twitter.com/OULxkozijs
— Lea Michele (@LeaMichele) 2019年5月19日
カート役クリス・コルファー
「まるで昨日のことのよう…#Glee10thAnniversary」
ブレイン役ダレン・クリス
「ワオ、『グリー』が放送されたのが10年前だなんて信じられない。その時は僕、『グリー』に出てないけど。時が経ってこんなに変わるとは! ハッピー#Glee10thAnniversary」
Wow, I can’t believe that it was already ten years ago today that I had pretty much nothing to do with Glee. How the times change! ... Happy #Glee10thAnniversary everyone
— Darren Criss (@DarrenCriss) 2019年5月19日
サンタナ役ナヤ・リヴェラ
「10年も経ったなんて信じられない! 素晴らしいドラマの一員になれて本当にありがたく思っている。グリーのおかげで、人生を共にする友達を作り、自分の力を磨き、美しい思い出を作ることができました。(中略)それぞれのキャラクターに自分と重なるものを見出してくれた素晴らしすぎるファン全員を愛している。特別なものの一員になれたことが私を特別にしてくれるし、グリーはいつまでも私の心の特別な場所にい続けます」
クイン役ディアナ・アグロン
「このドラマ、キャスト、プロデューサー、制作陣、21世紀フォックスに今までもこれからも感謝します。私たちの記念日である今日、とくにセンチメンタルな気持ちです。ほかの部屋から『サムバディ・トゥ・ラブ』が聴こえてきそうな気持ちで胸が高鳴ります。お気に入りの記憶を思い出すと笑顔になるし、思い出をリストにするならとっても長くなるわ。あなたもお気に入りのシーンがあったらコメントしてね。私たちはみんなから意見を聞くのが大好きだったし、今もそう。#Glee10thAnniversaryとして、私たちを惜しみなくサポートしてくれたすべての人へ、ドラマを見てくれてありがとう。心に留めておきます」
ティナ役ジェナ・アウシュコウィッツ
「ハッピー#Glee10thAnniversary! 冒険が始まってから10年も経ったなんて信じられない。このドラマに携わったすべての人と知り合うことができて光栄です。このドラマは私自身を導いてくれたし、才能に溢れた優しいファミリーを与えてくれた。この作品を笑って見てくれたあなたのことを永遠に感謝しています。このドラマは、声の届かない、孤独で誤解されている外れ者に近づき、それを見えるようにしてくれた。この仲間が恋しいので、愛を込めて楽しかった時間と辛かった時間を思い出します」
マイク役ハリー・シャム・Jr.
「グリー――――――。僕が携わっためちゃめちゃイケてて最も影響のある作品のひとつ。(中略)僕が出会い、一緒に働いた素晴らしい人々、努力、受け入れられない死、人生に残る経験をさせてくれたこのドラマは、本当に大切な作品です。感謝は無限大。このドラマを愛してくれたファンのみんな、そして僕たちの卒業アルバムをイッキ見しはじめた新しいファンのみんなもありがとう。この髪型で決めていたマイク・チャンは今、世界で人気のパーソナルトレイナーになったよ(笑)」
ベッキー役ローレン・ポッター
「#Glee10thAnniversaryおめでとう!こんなに経ったなんて信じられない!ベッキー・ジャクソンを演じるのが大好きだった!グリーク(※グリーファンのこと)のみんなありがとう!」
サム役コード・オーバーストリート
「ワオ!10年も経ったなんて!たくさんの一生の友達と、たくさんの素晴らしい思い出を作った。愛してる」
キティ役ベッカ・トビン
「グリー10周年おめでとう。一生忘れない経験をさせてくれてありがとう」
ユニーク役アレックス・ニューウェル
「10年前、私は当時の彼氏が騒いでいたテレビを見ました。このドラマに完全に恋に落ちて、出演することが私の任務になりました。3年後に本当に出演できるとは夢にも思いませんでした。グリーは私の人生を変えてくれた。人生が変わるドラマの一員になれて幸せです。ドラマはありのままの自分でいても、人と違っていても大丈夫だということを教えてくれて、音楽で世界中を団結させた。(中略)素晴らしいキャスト・友達・ファミリーから学び、カメラの裏にいるハリウッド一のクルーは天使のようだった。10年!なんてことなの!昨日のことのようだわ」
ブリトニー役ヘザー・モリス
「このファミリーはいつまでも私の心にいます。パイロット版を見てすぐにこのドラマが定番な作品だと思ったのを今でも覚えています。予測できないし奇妙だけど、人生で大切なことをしっかり表現していた。でも、すべてのキャストとクルーとのコネクションは別物だった。ここは私の第2の家族だったし、6年間私のホームだった」
シュー先生マシュー・モリソン
「多くの人生を変えたドラマが放送されてから10年。#この言葉で十分 #グリー」
メインキャストの死を経験してより強くなった絆
共演者であり、かけがえのないファミリーを築いた『グリー』の共演者たち。それぞれが別々の道を歩むなかでも、頻繁に顔を合わせているように、その絆はどのドラマ共演者たちの関係より強いものに感じる。
そんな『グリー』共演者の絆について、マシュー・モリソンがフロントロウに話してくれた。
「(10周年で)集まる予定はないんだけど、キャスト陣とは今もよく会っているよ。僕たちはすごく仲良いし、一緒に大切な人を失ったから、人間としてもより絆を深められたと思う。だからこそ、いつもファミリーのことを気にしている。お互いの成功を見守っているよ」
『グリー』の放送開始から10年。いまだ色あせない作品は、今もなお世界中に勇気を与えている。(フロントロウ編集部)