性差別的な質問への回答を拒否
現在29歳のテイラー・スウィフトが、一般的に「人生の節目」と言われる30歳の誕生日を今年12月に迎えるにあたり、結婚&出産について考えているかと聞かれて少々イラだちを見せる場面があった。
先日、現在発売中の新曲「ME!」のプロモーションのため、 独Deutsche Presse-Agenturのインタビューを受けたテイラーに、同メディアの記者が「(恋人で俳優の)ジョー・アルウィンと次のステップ(結婚&出産)に進むことは考えている?」と質問したところ、テイラーはこう返答。
「もうすぐ30歳になるからって、男性はこんな質問をされないわよね。だから、私も今はその質問に答えたくない」
女性ばかりが結婚や出産に関する質問を受けることを“性差別的”だと感じたテイラーは、回答を拒否。30歳を迎えた未婚女性の次のステップを「結婚&出産」と決めつける世間の風潮に苦言を呈した。
海外では結婚をせずに“パートナー”として生活をともにするカップルも多く、必ずしも恋愛のゴールが結婚というわけではない。また、女性にとって出産はセンシティブな話題でもあることから、テイラーにしてみれば、まさに余計なお世話。
ちなみに、数ヵ月前に受けた米Elleのインタビューで、30歳になることに対して「なんだか変な気分。だってまだ気持ちは18歳だと感じる自分もいれば、283歳ぐらいに感じる自分もいるから」と、複雑な心境を明かしていたテイラー。
かといって30歳になることを楽しみにしていないわけではないようで、「『30代が人生で1番楽しい』って人からよく聞くから、30歳を迎えたあとに何か新しい発見があったら、みんなに逐一報告するね」と、ファンにポジティブなメッセージを発信していた。(フロントロウ編集部)