女優のマンディ・ムーアが、死亡事故が多発しているエベレストのベースキャンプまで登ったことを報告した。(フロントロウ編集部)
エベレスト・ベースキャンプに到着
ドラマ『THIS IS US 36歳、これから』に出演するマンディ・ムーアが、人生で達成したことリストのひとつである世界最高峰のエベレスト・ベースキャンプまで登山。標高5,000m越えのベースキャンプに到着したことをインスタグラムで報告した。
2018年にはキリマンジャロを登ったことがあるマンディは、ドラマの休養期間を使ってエベレスト・ベースキャンプに行くことを宣言しており、宣言通りそれを実行。往路で最低でも9日間かかる山道を登りきった。
山頂付近の混雑が原因で今季は、登山者の死亡事故が多発しているエベレスト。過去20年間の死者数は年平均6人ほどだったものの、2019年はすでに10人以上が死亡または行方不明となっている。
そんな事情から、マンディは「巨大な山頂のふもとに到着できたことが本当にラッキーだった。ここに来たことがある人やこの山で命を落とした人の環境に順応できないエネルギーを感じる」「高く登るほど、死者に近づく、その境目が小さくなると言われた。こんな気持ちになる冒険はそうありません」と、死と隣り合わせの登山への思いをつづった。
(フロントロウ編集部)