今年3月に夫で元NFL選手のエリック・ジョンソンとの第3子となる次女のバーディー・メイちゃんを出産したシンガーのジェシカ・シンプソンは、現在母乳育児中。
かなり母乳の出が良いと以前にもSNSで報告していたジェシカは、ここ1カ月ほどの間に搾乳した母乳を冷凍したストックの写真をインスタグラムで公開。
シンガーとしての本業の傍ら、自身の名前を冠したアパレルブランド、The Jessica Simpson Collection（ザ・ジェシカ・シンプソン・コレクション）を大成功させているジェシカは、あまりにもたくさん搾乳のストックが貯まったことをネタにして「ザ・ジェシカ・シンプソン・コレクションに母乳も追加しようかしら」とジョークを飛ばした。
このジェシカの投稿には、たくさんの母乳育児中のママたちから「そんなに出るなんて羨ましい！」、「私はそんなに母乳出ないから、スゴイと思う」といったコメントが。
さらに先輩ママたちからは「私もたくさん母乳が出たから、寄付したわよ」、「そんなに出るなら、母乳を必要としている新生児集中治療室の赤ちゃんたちに寄付したらいいわよ」といったアドバイスも寄せられた。
ジェシカが実際に母乳を寄付するかは不明だが、海外では産院や小児病院、または母乳指導施設などに一般から募った母乳を供給する「母乳バンク」が設置されており、指定の条件をクリアすれば、搾乳した母乳を寄付することができる。
生まれたばかりの赤ちゃん、とくに早産などで生まれた未熟児にとっては、母乳はもっとも効率よく発育に不可欠な栄養や抗体を摂ることができる貴重な食糧。
しかし、母親が何らかの事情で母乳を供給できない場合には、母乳バンクに寄せられた殺菌済みのドナーミルクが最適な解決策となる。
日本ではまだ母乳の寄付はあまり普及していないが、母乳バンクを設置している医療施設は東京近郊に複数存在している。
ジェシカのように母乳が余るほどたくさん出るという女性は、母乳バンクへの寄付を検討し、人助けに役立ててみては？（フロントロウ編集部）
