マイク・ロスが最後のカムバック
ニューヨークの弁護士事務所を舞台に様々な人々の人間模様が描かれ、日本でもドラマ化された大人気ドラマ『SUITS/スーツ』のファイナルシーズンに、マイク・ロスが帰ってくると米Deadlineが伝えている。
パトリック・J・アダムスが熱演したマイク・ロスは、シーズン9のエピソード5に登場し、パトリックとともにシーズン1からドラマを牽引したガブリエル・マクト演じるハーヴェイ・スペクターや、パトリックとメーガン・マークル(現メーガン妃)が降板した後にメインキャストとして登場したキャサリン・ハイグル演じるサマンサ・ウィーラーと、ある訴訟で対面するという。
また、降板したキャストが一堂に会することが多い海外ドラマの最終回のように、パトリックが『SUITS/スーツ』のシリーズファイナルエピソードでも再び登場する可能性があるとも報じられている。
ファンにとっては嬉しいニュースについて、パトリックは「最終章に携われてこれ以上幸せなことはないよ。テレビのファミリーのことが恋しかったし、マイク・ロスが最後にどんなトラブルで事務所を混乱させるのか楽しみだ」と米Deadlineに話している。
パトリックが演じたマイク・ロスは、シーズン1からドラマを牽引した主人公のひとり。ハリウッド女優時代のメーガン妃が演じたレイチェル・ゼインのパートナーとしても描かれて絶大な人気を誇っていたが、メーガンがイギリス王室のヘンリー王子と婚約してドラマを降板したことに伴い、パトリックもシーズン7で降板。
パトリックは降板した理由を、ドラマ『プリティ・リトル・ライアーズ』に出演した妻のトローヤン・ベリサリオとともに家族の時間を大切にしたかったと米The Hollywood Reporterに語っており、パトリックが降板を発表した2018年2月の半年後には第1子の妊娠が報じられ、同年10月に女児を出産した。
メインキャストが2人も降板したことが影響したのか、2019年1月にはドラマ『SUITS/スーツ』がシーズン9を持って放送終了することが発表された。
パトリックがカムバックを果たすドラマ『SUITS/スーツ』のファイナルシーズン/シーズン9は、今夏に全米放送予定。ドラマの放送局NBCは、パトリックと同じく、レイチェルを演じたメーガン妃にもカムバックしてほしいと考えており、英王室側に出演オファーをしているとウワサされている。(フロントロウ編集部)