ジャスティン・ビーバーや、エド・シーラン、ブリトニー・スピアーズなど、大物アーティストのヒットソングを生み出すソングライターのジュリア・マイケルズ。自身もシンガーとして、楽曲「イシューズ」をヒットさせたジュリアは、今年EP『Inner Monologue Part 1』発表。
先日ジュリアは、待望の初来日を果たした。
EPを制作しているときに感じていたこと
まるで誰かの日記を呼んでいるような鮮明な心情描写で、聴く人を魅了する彼女。しかし、EP『Inner Monologue Part 1』で、センシティブな気持ちをシェアすることに戸惑いを感じていたという。
「怖いっていつも思う。とくに全世界の人が私の気持ちを聞くってなるとね。EPのなかで、1番書くのが大変だと思ったのは『Anxiety』だと思う。私も長い間、不安障害に悩まされてきたから。メンタルヘルスについて悩みを抱えている人は、それを聴くまでの心の準備ができていないと思うの。だからメンタルヘルスについて曲にするのは、緊張した」
そんな風に感じていながらも、ジュリアが作詞を続けるのにはある理由が。気持ちを外に吐き出し、曲にして聞いてもらうことが大切だと感じているという。
「これは個人的な経験から言えることなのだけれど、自分がもつ感情について誰かと会話をすることで、気持ちをうまくコントロールできる気がするの。だから、私の曲を聴いてくれた人が、自分も話してみようって考えるようになってくれたらいいと思う」
ジュリアは、自分自身から感情を吐き出したときに、“本当に良い曲”が書けると話し、マイクの前で実際に気持ちをぶちまけるようにして曲を作るという作詞の裏側も明かした。
セレーナとコラボしたきっかけ
このEPには、セレーナ・ゴメスが参加したことで話題の楽曲「Anxiety(アングザイエティ)」が収録。ジュリアは、この楽曲で“ソウルシスター(※)”のセレーナとコラボすることになった経緯について話した。
※魂レベルで繋がるような深い人間関係を意味する。セレーナが自身のインスタグラムで、ジュリアをソウルシスターと呼んだ。
「セレーナとは、長い付き合いよ。6年くらい知っているの。初めに会ったのはセレーナの『スターズ・ダンス』というアルバムを作っていたときだった。それから1年半くらいしてからまた再会したの。彼女のことは大好きよ。共通点がたくさんある。私が『Anxiety』を書いたとき、『ねえ、この曲やってみない?私たちが話していたことだし、私たちが乗り越えようとしていることでしょ?』って聞いたの。これは女性のエンパワーメントソングを意図したわけではないけれど、“私たちは、こうやってつらい思いをしながらも、乗り超えようとしているの、問題ないわ”っていうメッセージが込められてる。セレーナは、『いいわね、やりましょう』って乗ってくれたわ」
心の奥にしまいがちな不安や悲しみを歌詞に反映させ、聴く人を共感させているジュリア。リリースされたEPに収録された楽曲では、不安障害やうつ病など、メンタルヘルスに悩む人が経験する気持ちを描写している。
今回のインタビューにてジュリアは、自身のタトゥーに込められた想いや、自身のキャリアについてもシェア。次回の記事をお楽しみに。
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セレーナ・ゴメスが、ソウル・シスターと呼ぶ作詞家ジュリア・マイケルズにインタビュー!リアルな心情を歌詞にする理由や、セレーナとのコラボのきっかけについて明かした✨
— フロントロウ編集部 (@frontrowjp) 2019年6月9日
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(フロントロウ編集部)