人気ドラマ『ヴァンパイア・ダイアリーズ』で共演したニーナ・ドブレフとポール・ウェズレイが撮影開始当初、かなり険悪な仲だったことが明かされた。(フロントロウ編集部)

 2009年~2017年までの約8年間にわたってアメリカで放送され、10代から20代前半の若者たちを中心に絶大な人気を誇ったティーン恋愛ホラー・ドラマ『ヴァンパイア・ダイアリーズ』。

 俳優のポール・ウェズレイとイアン・サマーホルダーが麗しのヴァンパイア兄弟を演じ、女優のニーナ・ドブレフ演じる女子高生ヒロインが彼らとの恋や数奇な運命に翻弄される様子を描いた同作は、甘酸っぱいロマンスやセクシーなラブシーンなどが散りばめられ、全米だけでなく世界中の視聴者たちをキュンキュンさせた。

画像: 左から:ポール・ウェズレイ、ニーナ・ドブレフ、イアン・サマーホルダー

左から:ポール・ウェズレイ、ニーナ・ドブレフ、イアン・サマーホルダー

 しかし最近になり、劇中ではまるで化学反応が起きたかのように相性&息ピッタリの演技を見せていたニーナとポールが、クランクインからしばらくの間、ものすごい犬猿の仲だったことをニーナ本人告白した。

 『ヴァンパイア・ダイアリーズ』で共演者したことがきっかけで現在も親友同士の女優キャンディス・キング(旧姓キャンディス・アッコラ)とケイラ・ユーウェルのポッドキャスト『Directionally
Challenged(ダイレクショナリー・チャレンジド)』に出演したニーナは、ポールとは「お互いに嫌悪し合う仲だった」と衝撃の暴露。

 「ポールと私はショーの最初の頃は本当に仲が悪かったの。ポール・ウェズレイという人物は尊敬していたけど、好きではなかった」とコメントした。

画像: ケイラ・ユーウェルとキャンディス・キング(旧姓キャンディス・アッコラ)。

ケイラ・ユーウェルとキャンディス・キング(旧姓キャンディス・アッコラ)。

 そんな2人の不仲などつゆ知らずの人々は、恋愛ドラマにはありがちな「2人は実生活でもつき合ってるの? 」という質問をよくニーナにぶつけてきたというが、彼女にはそれが不思議でたまらなかったそう。

画像: 『ヴァンパイア・ダイアリーズ』のワンシーン。

『ヴァンパイア・ダイアリーズ』のワンシーン。

 「みんな私とポールとの間に“特別な何か”があると思っていたのね。でも最近になって気がついたんだけど、憎しみと愛情って本当に紙一重なの。私たちはお互いに嫌い合っていたから、それがむしろ愛かのようにみんなには伝わっていたんだと思う。撮影が始まってから5カ月くらいは、マジでお互い、反りが合わないって思ってた」と当時を振り返った。

 その後、すっかり打ち解けたニーナとポールは、シーズン6でニーナが降板し、その後シリーズが終了した後も、ときどき会って一緒に遊んだりするくらい親しくなったというが、あんなにも世間を胸キュンさせた2人がカメラが回っていないところではいがみ合っていたとは、ファンにとってはなかなかショック。

2018年5月、ニーナはポールとの仲睦まじいツーショットを披露してファンたちを沸かせた。

 今では、ポールを最も親しい友人の1人だと認識しているというニーナは「時間の経過って面白い。まさかポールと自分が親友と呼べる存在になるとは思わなかった」としみじみ。

 さらに、「誰かと一緒に仕事をしたり、長い時間を一緒に過ごしたりしていると、小さなことにイラつくいてしまうもの。恋愛と一緒で、私たちはある意味、結婚していたようなものだったのかな…毎日一緒に居たし、キスしたり、あんな事やこんな事をしたりね。セックスはしてないけど。まあ、でも、結婚みたいなものだったのかもね!」と当時のポールとの間柄は、思い返すと夫婦関係に似ているとも語っていた。

 しかし、舞台裏でのバトルを一切見せないどころか、むしろ本当に愛し合っているかのように見せていたニーナとポールの役者魂には感服。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.