予想とは全然違った
セレーナ・ゴメスとゾンビ映画『The Dead Don’t Die(ザ・デッド・ドント・ダイ)』で共演したことがきっかけで、セレーナ本人が「結婚します」とジョークを飛ばすほど彼女と親しくなった大御所俳優のビル・マーレイ。
カンヌ国際映画祭のレッドカーペットでも、セレーナが26歳、ビルは68歳と42歳の年の差があるとは思えないお茶目なじゃれ合いが注目を集めたが、セレーナと実際に会って一緒に仕事をしてみるまで、ビルはセレーナに対してまったく違う印象を抱いていたという。
ニューヨークで行なわれた『The Dead Don’t Die』のプレミアに参加したビルは、セレーナと一緒に仕事をした感想を米Peopleにこうコメント。
「彼女に会って、(SNSでの)フォロワー数が5500万人、いや10億人を超えているような人に対して僕がこれまで抱いていた先入観は間違っていたと気づかされたよ。セレーナは僕が思っていたのとは全然違う人だった」
どうやらビルは、セレーナと面と向かって対面するまでは、インスタグラムやツイッターなどのSNSの頂点に君臨し、若者たちに絶大な支持を得ている彼女のことを一方的に色眼鏡で見てしまっていたよう。
そのことを正直に認めて反省したビルは、セレーナとたくさんの時間を共有し、人間性を知った今は「すっかり彼女が好きになったよ。一緒に仕事ができてすごく楽しかった」と語った。
亡き母に会わせたかった
セレーナのチャーミングな人間性にすっかり惚れ込んでしまったというビルは、「もし僕の母が生きていたら、彼女を会わせたかった」とまでコメント。ジョーク好きで知られるビルはレッドカーペット上で「母さん、こちらがセレーナです」と今は亡き母にセレーナを紹介するフリまでして見せていた。
カンヌ国際映画祭後に行なわれた米Varietyとのインタビューでは、セレーナのことを「普通では考えられないほど聡明で心優しく、自然体な人」と評していたビル。
セレーナにとってディズニーチャンネルの先輩にあたるシンガーのマイリー・サイラスとも親交があるビルは、セレーナもマイリーもそれぞれ「幼くしてスターとしての運命に負けず、困難な家庭環境も乗り越えた強い人」と絶賛していた。(フロントロウ編集部)