ドラマ『ウォーキング・デッド』のメルル役で知られるマイケル・ルーカーが、『ダークタワー』のドラマ版でヴィランを演じることになった。(フロントロウ編集部)

 ホラーの巨匠スティーヴン・キングによる小説で英国幻想文学大賞を受賞した『ダーク・タワー』は、2017年にマシュー・マコノヒー主演で『ダークタワー』として映画化された。

 本作は西部開拓時代を彷彿とさせる荒廃した地を舞台に、最後の拳銃使いであるガンスリンガーことローランドが旅の途中で出会った少年ジェイクと一緒に、世界の崩壊を目論む黒衣の男ことウォルターと闘いを繰り広げるファンタジー巨編。

 そのドラマ版をAmazonが制作すると報じられていたが、本作のパイロット版で、ヴィランとなる落ちぶれたガンスリンガー、エルドレッド・ジョナスをドラマ『ウォーキング・デッド』のマイケル・ルーカーが演じるという。

 ドラマ版は映画版よりもさらに前の時代が舞台となり、より忠実に小説シリーズを再現し、ローランドのオリジンを掘り下げる内容になる模様。

 ローランド役には、NetflixのSFドラマ『NIGHTFLYERS/ナイトフライヤー』などに出演しているサム・ストライクが決定していて、ローランドの命を狙うマーテン役に、フィンランド出身の俳優ヤスペル・ペーコネンがキャスティングされている。その他には、『ゲーム・オブ・スローンズ』の傭兵ブロン役でお馴じみのジェローム・フリンも出演する予定。

 マイケルは『ウォーキング・デッド』をシーズン3で降板後、マーベル・スーパーヒーロー映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズに、主人公ピーター・クイルの育ての親ヨンドゥ役で出演。最近は、人気刑事ドラマシリーズ『TRUE DETECTIVE/迷宮捜査』で、事件のカギを握るエドワード・ホイト役を演じていた。

 ドラマ版『ダークタワー』のシリーズ化はパイロット版の仕上がりにかかっているが、日本でも人気が高いマイケルが出演しているだけに、Amazonでの配信が実現することを願いたい。(フロントロウ編集部)

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