『ボンド25』の撮影現場をゲストが訪問
これまで多くの人を魅了してきた大ヒット映画『007』シリーズ。2020年には最新作『ボンド25(仮)』の公開も決まっており、主演のジェームズ・ボンドを演じるダニエル・クレイグが足首を負傷するというハプニングがありながらも、撮影を進めている。
ダニエルの怪我も順調に回復するなか、『ボンド25』の撮影現場であるパインウッド・スタジオに特別すぎるゲストが訪問。今回『ボンド25』の撮影現場を訪れたのは、なんとイギリス王室のチャールズ皇太子。
この日は撮影中だったのか、ダニエルは顔に傷のメイクを施したままチャールズ皇太子のことを歓迎。
チャールズ皇太子が興味津々だったのは、劇中でジェームズ・ボンドが乗り回す通称ボンドカーと呼ばれるアストン・マーチン。チャールズ皇太子は、ダニエルから直々にカスタムされたアストン・マーチンV8とDB5の説明を受け、真剣な表情を見せた。
あまりにも真剣になりすぎて2人そろって腰をかがめるシーンもあり、チャールズ皇太子はボンドカーに夢中に。
撮影セットの中では、日系人監督のキャリー・フクナガをはじめ、レイフ・ファインズとも面会し、談笑する姿も見られた。
また、チャールズ皇太子は6月にパインウッズ・スタジオで爆破シーンの撮影中にスタッフが負傷し、セットの外観も爆風で壊れたというハプニングが起こったことも知っており、セットの中で働くスタッフに「(撮影は)少し遅れているの?」と気づかうシーンが見られたと英Evening Standardが明かしている。
『007』とイギリス王室の関係は深く、『007』のプレミアにウィリアム王子やヘンリー王子、そしてキャサリン妃が出席したことがあるほか、2012年のロンドンオリンピックの開会式では、エリザベス女王とジェームズ・ボンドに扮したダニエルが共演したシーンが話題になった。
多くの人が待ちわびている『ボンド25』。そんな話題作の撮影現場を、超VIP待遇で堪能したチャールズ皇太子だった。(フロントロウ編集部)