メイクをするときは避けたほうがいい照明や、メイクの色味がしっかりと分かり、コスメの買い物も失敗しないというオススメの照明を、海外のメイクアップ・アーティストが英メディアByrdieに紹介。
避けたほうがいい照明
メイクをしたときや、ショップでコスメの色を確認したときは完璧に見えたのに、別の場所で見たら「失敗した!」と思ってしまう、避けたほうがいい照明とは?
蛍光灯
蛍光灯が使われている場所はたくさんあるけれど、蛍光灯は冷たい色味で肌の血色が悪く見えてしまう。そのため、チークやファンデーションを暖かい色にしすぎるなどして失敗する傾向があるという。
逆に、蛍光灯を使っているオフィスなどで過ごす時間が長いときは、オフィスに合わせて蛍光灯の照明でメイクを直すのはアリ。
電球、電球色(暖色)
オレンジっぽい色味が暖かくオシャレな雰囲気を演出できる電球や、電球の色の照明。
肌色も暖かく活気があるように見せてくれるけれど、ふんわりしたオレンジや黄色っぽい光が、アイカラーなどの色味の判断をにぶらせて、また、肌の細かい部分を見逃しやすく、シミやクマなどをカバーしきれないままメイクを完成させてしまう恐れがあるという。
ダウンライト
天井に埋め込むダウンライトは、洗練された雰囲気になるのでインテリアに人気。だけど、ダウンライトは基本的には真下しか明るくならず、照らせる範囲が狭いという特徴も。
このライトでメイクをすると、まつげの下に影ができたり見えにくい部分が出てくる。そのため、目元のメイクや、コスメの色を試しても影になっている部分の細かなテクスチャーや色味などのチェックができていないことがあるそう。
オススメの照明
メイクをするときや、コスメを選ぶときにぴったりの照明を紹介。
LEDの昼白色・白色光
太陽に照らされたときの自然な明るさにもっとも近い、LEDの「昼白色」「白色」がメイクをするのにオススメなのだそう。色味や肌の状態もクリアに見ることができ、外に出たときの光とほぼ同じなので、家を出たら「メイクがおかしかった」となる心配もないという。また、晴れている日は自然光もオススメなのだそう。
照明の設置方法
さらにこだわるなら、照明は、上からだけではなく顔全体に均等に光が当たるのがベストだという。そのため、ドレッサーやバスルームの鏡には、照明は上だけではなく鏡の両サイドなど、多方面から顔に光を当てるよう設置できれば完璧なのだそう。
普段メイクするときや、お店でコスメを買うとき、どんな照明かも気にしてみて。これまでよりもっとメイクに満足できるようになるかも。(フロントロウ編集部)