
そもそもなぜクマができるの?
目の下のクマは睡眠不足や疲労、体調不良のときにできやすいけれど、ほぼ毎日クマができてしまう人も。
ボストンを拠点とする皮膚科医のラネラ・ハーシュ博士は、クマができてしまう人、できやすい人について、「遺伝的なものも原因になり、肌の色合いもクマが目立つことに関係している」と米メディアinstyleにコメント。

目の周辺の皮膚は薄いので、「肌の色が明るい人は皮膚の下の血管が見えやすく、青や紫がかったように見えやすい」のだという。
しっかり寝ているし元気なのに、なぜかクマができてしまうと疑問に思うこともあったなら、じつは原因は肌質だったのかも。
オススメの対策
目のクマはコンシーラーなどでカバーすることはできるけれど、皮膚が薄い部分なので厚塗りはできるだけ避けたいし、まずはクマができないようにしたいところ。
ラネラは、目のクマを改善させるには、体調管理や血行をよくすることはもちろん、スキンケアコスメが役立つとアドバイス。

スキンケアコスメは“レチノイド”が配合されたものが良いそうで、ラネラいわく、レチノイドによってクマが減少する効果が期待できるのだそう。
またラネラは、「ヒアルロン酸も良い。ヒアルロン酸が配合されていると水分で肌がうるおうので、クマを隠すのに役立つ傾向がある」とオススメしている。

外出先での対策
スキンケアは基本、メイクをする前に行なうもの。もし外出先でクマが目立ってきたら、メイクで隠すしかなさそうだけれど、ラネラは目薬をさす方法もオススメ。

ラネラは、「ビタミンCを含む目薬など、抗酸化目薬を使うとクマが改善する可能性がある」と話している。目薬は化粧品ではないので正しい使い方をするよう注意が必要だけど、目が乾燥するときなどに目薬を使うと、たしかに目元がスッキリする感覚が。試してみる価値はありそう。

目のクマが少しでもなくなるよう、ヒントにしてみて。(フロントロウ編集部)