日焼けをした肌のケアというと、とにかく冷やしたりアロエを使ったジェルなどを使う方法がまず頭に浮かぶという人も多いのでは? また、皮膚科に行くのはもっとも安全な選択。だけれど、久しぶりに日焼けをしたようなときにはつい、家にあるものに手を伸ばすなどケアの方法を間違えてしまうこともあるから注意が必要。
いまは「ココナッツオイル」が人気だけれど、このココナッツオイルを日焼けした肌に使うことについて、皮膚科医のディアンヌ・ムラーズ・ロビンソンは反対。ディアンヌは、「日焼けした肌を治したり痛みを和らげることはなく、さらに悪化させてしまう可能性がある」と米メディアrefinery29に話している。
ココナッツオイルは人気だけれど・・・
ココナッツオイルは、髪にも肌にも使えるうえ、しっとりうるおうのにオイルにしては軽いテクスチャーで使いやすいので大人気。セレブにも愛用している人は多く、濃いメイクを落とす際、家にあるココナッツオイルをクレンジングとして使うセレブも。そんな万能なココナッツオイルだけれど、日焼けした肌にうかつに使うのは危ないという。
さらに悪化させてしまう可能性がある
皮膚科医のディアンヌに加えて、セレブご用達のエステティシャン、ルネ・ルルーも、「日焼けした肌を落ち着かせるためには、できるだけはやく炎症を収める必要があるけれど、ココナッツオイルは日焼けを長引かせてしまう可能性がある」と、ココナッツオイルを使うことで日焼けした肌がさらに悪化してしまう可能性があると注意を促している。
ルネは、日焼けをした肌には、「これまでにしっかり実績がある、冷やす方法やアロエベラ、皮膚科で処方してもらう方法でケアするよう選択して」とアドバイス。
日焼けをした肌の保湿に最適なアイテムについては、ルネは、「ダメージを受けた肌を守るために肌をしっとり保ちたいけれど、肌がデリケートになっているので負担にならない、できるだけ柔らかいローションが良い」とオススメしている。
日焼けをした肌には、正しい方法でケアするように気をつけて。(フロントロウ編集部)