セリーヌが『タイタニック』をオマージュ
6月に16年間行なってきたラスベガスの定期公演に幕を下ろした大御所シンガーのセリーヌ・ディオン。これまで数々の名曲を世に送り出してきたセリーヌだけれど、なかでも大ヒット映画『タイタニック』の主題歌である名曲「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」は、これまで多くのアーティストがカバーしている。
「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」でグラミー賞を2つも獲得し、『タイタニック』とは切っても切れない関係であるセリーヌがパリの街中で、映画に関連するアイテムを身につけている姿をキャッチされた。
連日様々なブランドのクチュールコレクションに参加しているセリーヌがこの日つけていたのは、『タイタニック』でケイト・ウィンスレット演じるローズが身につけていた巨大ブルーダイアモンドにそっくりなネックレス。
見た目は劇中でローズがつけていたものとそっくりなこのネックレスは、6月に行なわれたヴェトモン(Vetements)のコレクションで発表されたもの。6月のランウェイでは、セリーヌがこの日着ていた「アイ・ラブ・パリス」ではなく「アイ・ラブ・パリス・ヒルトン」とデザインされたTシャツとセットで登場した。
セリーヌは過去にも、『タイタニック』のワンシーンがデザインされたヴェトモンのフーディを着用している姿が目撃されている。
ちなみに、セリーヌが『タイタニック』にインスパイアされたブルーのネックレスをつけるのは今回が初めてではない。1998年のアカデミー賞授賞式では、今回のものとはブランドは違うけれど、同じようなハートの形をしたネックレスをつけて「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」を熱唱した。
『美女と野獣』などの主題歌も担当してきたセリーヌだけれど、『タイタニック』には人一倍思い入れがあるよう。(フロントロウ編集部)