「思い出動画」でキャメロンを再び追悼
7月6日に持病の「てんかん」に起因する発作で突然帰らぬ人となった俳優のキャメロン・ボイス(享年20歳)。
彼の急逝を受け、ディズニーは残されたキャストたちの心身の状況を考慮して7月22日に予定していた『ディセンダント3』のプレミアを急遽中止に。イベントを開催する代わりに、キャメロンが生前、熱心に支援していたチャリティ団体に寄付を行なうことも発表されるなか、キャメロンと親しかった共演者のダヴ・キャメロンとソフィア・カーソンが再び追悼を行なった。
ダヴによる再追悼
数日前、インスタグラムに、泣きながらキャメロンとの日々について語る複数の動画を公開して彼の死を悼んだダヴは、今度は、『ディセンダント』で演じている主人公マルの衣装のまま、カルロス役を演じたキャメロンに抱きしめられながら楽しそうに笑うモノクロの動画を公開。
今回の投稿にはコメントは添えられていなかったが、ダヴとキャメロンがどれだけ良かったか、一緒に過ごす時間をどれだけたのしんでいたかが伝わってくる、思わず胸がしめつけられるようなせつない追悼となった。
ソフィアによる再追悼
一方、キャメロンの死から約1週間が経った頃、ようやく少しだけ気持ちの整理がついたのか、バレエのジャンプをきめるキャメロンの写真にこんな文章を添えて彼の死を悼んでいたソフィア。
「私たちの天使へ。十分な言葉が見つからない。たぶんこれからも見つけることはできない。もし言葉を発してしまったら、あなたの死を現実だと認めることになってしまうから、なかなか決心がつかなかった。あなたを失うなんて、私にはどうしたらいいのかわからない。あなたが居ない世界で生きていく術が分からないわ。愛してるわ、キャム。永遠に愛してる」
今回の投稿では、キャメロンがギターを片手にカナダ人R&Bシンガーのダニエル・シーザーの楽曲「ベスト・パート(Best Part)」をカバーする様子や、同曲を聴きながらキャメロンや別の友人と一緒に夕焼けの街をドライブする様子などを撮影した動画を公開し、彼との忘れられない思い出に思いを馳せた。
ソフィアはこちらの投稿でもキャメロンを「angel(天使)」と呼んでおり、キャメロンがいかに天使のような純粋無垢な人物だったかを表現した。
急逝の第一報から10日ほどが経った現在も、キャメロンを失った悲しみは、共演者たちをはじめ、多くの人々の心に暗い影を落としている。(フロントロウ編集部)