映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の続編の制作開始が近いことを、ジョージ・ミラー監督が示唆した。(フロントロウ編集部)

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』続編とスピンオフ

 2015年に公開され、日本を含む全世界で空前の大ヒットを記録した映画『マッドマックス
怒りのデス・ロード』。長年続編の制作が待ち望まれてきたけれど、ジョージ・ミラー監督の制作会社と配給会社であるワーナー・ブラザースが賃金をめぐって対立し、裁判に発展。その影響から、続編の制作も硬直状態に陥っていた。

画像1: ⒸVILLAGE ROADSHOW / BOLAND, JASIN / Album/Newscom

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 しかし、映画公開から4年が経った今、続編の計画がついに動き出しているよう。ジョージ・ミラー監督が米IndieWireに、こう明かした。

「『マッドマックス』に関わる2つの物語があるんだ。あと、フュリオサの物語も。ワーナーの件を終わらせないといけないから、まだ解決に向けて動いている最中だけど、続編制作が起こることは非常に明確なようだよ」

 そう言って続編は2作品、しかもシャーリーズ・セロンが演じて大人気を博したフュリオサが主役のスピンオフの計画まで明かしたミラー監督。

 さらにミラー監督は、ワーナーブラザースの会長であるケヴィン・ツジハラ氏とは敵対しておらず、一連の騒動は非常に前向きな方向に向かっていると明かした。

画像2: ⒸVILLAGE ROADSHOW / BOLAND, JASIN / Album/Newscom

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 ちなみに、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』で主役マックス・ロカタンスキーを演じたトム・ハーディも続編への出演にたびたび意欲を見せている。2018年のコミコンでは、「僕たちは機会が与えられるのを待ってるんだ」と話したうえで、「もちろん、これはワーナーブラザースに属する作品だから、彼らがゴーサインを出す役割なわけだけど」と、大人の事情によって混乱している続編制作への思いを明かしている。(フロントロウ編集部)

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