人気映画のパロディを披露
女優のアマンダ・サイフリッドが、1954年より開催されている演劇フェスのウィリアムズタウン・シアター・フェスティバルに登場。アマンダの出演作で、2004年の公開から15年が経つ今もなお絶大な人気を誇る映画『ミーン・ガールズ』のパロディを披露した。
アマンダは、ブロードウェイ版『ミーン・ガールズ』に出演するアシュリー・パークと共に、テイラー・スウィフトの楽曲「Mean(ミーン)」を披露。テイラーが高校生活でいじめられた経験をもとに書いたこの楽曲を、同作のセリフなどを使って替え歌としてパフォーマンス。
映画に登場する「Burn Book(※1)」について言及し、劇中の有名なセリフ「Fetch(※2)」という言葉などが歌詞に出てくると、観客からは歓声が。
※1 高校で女王として君臨するレジーナが、クラスメイトの悪口を綴った「悪口ノート(=バーン・ブック)」のこと
※2 劇中で「かっこいい」の意味で使われるスラング
さらに衣装にもこだわり、アマンダとアシュリーは、イベントに『ミーン・ガールズ』のテーマカラーであるピンクのコートを身にまとって登場。アマンダは、劇中の役名カレンのイニシャルをとって「K」が逆向きにプリントされたTシャツも着用する徹底ぶり。
そんなアマンダが、「できるだけ多くの『ミーン・ガールズ』のパロディを盛り込んだ」と話すパフォーマンス映像はこちらから。
懐かしさを感じさせるパロディで観客を沸かせたアマンダとアシュレイだけれど、ミュージカル映画『レ・ミゼラブル』や『マンマ・ミーア』に出演し、歌を披露してきたアマンダと、ブロードウェイで活躍し、トニー賞にノミネート経験もあるアシュレイの歌唱力はお見事。(フロントロウ編集部)