繊細な歌詞と爽やかなメロディを一度聴けばそのトリコに! ロサンゼルス発祥のバンド「LANY」を特集。(フロントロウ編集部)

「LANY」って?

 バンド「LANY」は、ロサンゼルスを拠点に活動。インディーポップバンドとして活動する彼らには、アメリカの都市LA(ロサンゼルス)とNY(ニューヨーク)を股にかけて活動するという目標があったことから、それがバンド名の由来に。読み方はレイニー。

 メンバーは、左からLess Priest(レス・プリースト)、Jake Goss(ジェイク・ゴス)、Paul Klein(ポール・クライン)の3人。

ド直球で切ない恋心

 フロントマンのポールが「もし僕がテイラー・スウィフトと曲を書いたら、世界を泣かせられる」と冗談を飛ばすほど、美しくも切ない恋愛ソングを生み出すことで知られるLANY。

 シンセサイザーを使用した煌びやかなメロディと切ない恋心を描写したエモーショナルな歌詞が魅力的。

 2017年にリリースした楽曲「Hurts(ハーツ)」のサビに登場するのは「好きになればなるほど、胸が痛いよ」という歌詞。恋をしている時のドキドキや切なさを醸し出す巧みな言葉選びに共感する人も多いはず。

オシャレな世界観も魅力

 現在は主にライブハウスでコンサートを行なうLANYは、ファンとの距離が近い。ライブの途中にでは、バンドのトレードマークであるバラの花をステージ上にファンが投げ込むのがお決まり。

 メンバーのポールはもともとモデルとして活動していたこともあり、かなりのオシャレ好き。洋服だけでなく、ネイルやアクセサリーをファッショナブルにスタイリングしているので、気になる人はインスタグラムをチェック。

おすすめソングをピックアップ

 そんなLANYが生み出す感情溢れるビビッドな歌詞と美しいメロディ。実際に経験した恋愛をもとに書かれた、心を揺さぶる楽曲を耳にすれば、今すぐに好きな人、過去のあの人のところへ飛んでいきたくなるかも。

「ILYSB(アイ・ラブ・ユー・ソー・バッド)」

 「君のことが好きすぎて、僕の心が心地よく痛むよ」という甘すぎる歌詞が、聴く人のハートをわし掴み。

「Pink Skies(ピンク・スカイズ)」

 ボーイフレンド目線でガールフレンドの好きなところを歌うこの曲。「君の青い瞳とマリブの藍色が混ざるのが好き」という歌詞が超ロマンチック。

「Thick And Thin(シック・アンド・シン)」

 爽やかなメロディだけれど、失恋した心の繊細さを歌っている。マリブのピンクの空が映えるMVに胸キュン。

「Okay(オーケイ)」

 セレーナ・ゴメスのソウルメイトとして知られる作詞家でシンガーのジュリア・マイケルズとコラボ。失恋しても「気分はもとに戻るよね?大丈夫だよね?」と訴えかけるサビが特徴的。

 ますますその人気と知名度をあげているバンドLANYは、8月5日に大阪で、7日には東京での来日公演を控えている。一度聴けば、その魅力にハマること間違いなし。(フロントロウ編集部)

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