ジェームズ・ボンドが英国王室の出演を熱望
2019年6月下旬に、2020年に公開予定の007シリーズ最新作『BOND 25』の撮影スタジオを訪れたチャールズ皇太子。そこで、同作への出演を依頼されて現在検討中であると英The Sunが報じた。
2012年には、イギリスで行なわれたロンドンオリンピックの開会式で、英国王室のエリザベス女王がダニエル・クレイグ演じるジェームズ・ボンドと共演して世界中から大喝采を浴びた。そこで制作陣は、今度はチャールズ皇太子にジェームズ・ボンドと共演してほしいと打診しているという。
制作陣がロイヤルファミリーの力を借りたいのには、あるワケが。
『BOND 25』は、撮影スタジオで火災が起きたり、主演のダニエルが足首を負傷したりと、撮影中に様々なトラブルに見舞われおり「呪われている」と揶揄されるほど。チャールズ皇太子もそのウワサを知っていたそうで、スタジオを訪れた際には、「最近は何も起こっていないのかい?」とダニエルに聞いたという逸話も。
そこで制作陣は、イギリス王室に出演してもらえれば良い気運が戻ってくるのではないかと考えているよう。
関係者によるとプロデューサーたちは、チャールズ皇太子が出演しないのであれば、その息子であるウィリアム王子とヘンリー王子に依頼するつもりだという。
ちなみに、チャールズ皇太子は英国映画協会のパトロンを務めており、『BOND 25』へのカメオ出演は適役だと期待されている。(フロントロウ編集部)