お手製スイーツ&激レア土産で歓迎
シンガーのテイラー・スウィフトが、8月2日の英ロンドンに続き、8月4日には米ナッシュビルの自宅にもファンたちを招いて8月23日に発売される新アルバム『ラヴァ―(Lover)』のシークレット・リスニング・セッションを開催。
どのアーティストにも負けないファン想いな対応で知られるテイラーが見せた、“神対応”の域を超えた「おもてなし」について同イベントに参加したラッキーなファンたちがSNS上で恍惚のため息を漏らしている。
ロンドンでのセッションと同様、ファンたちを前に、およそ10分間にわたって、『ラヴァ―』の詳細を公言したり、テイラーが話した一語一句をネット上で拡散したりすることのないようにとファンたちに熱心にお願いしたというテイラー。
明け方5時頃まで続いたという、約13時間にもおよぶ交流の場で、ファンたちにはテイラーはお手製のハート形のカラフルなライスクリスピーやクッキー、チョコレートなどが振る舞われたほか、お土産には『ラヴァ―』のロゴのピンバッジやトートバッグ、ハート形のデコレーションクッキー、オリジナルのM&Mなどが手渡された。
テイラーがインスタグラムで公開した手作りライスクリスピー。「恋人」を意味する『ラヴァー』にちなんでハート形に。
| Info about tonight’s secret session in Nashville
— Taylor Swift News (@TSwiftNZ) August 5, 2019
▪️Andrea, Scott and Austin were there at the start but not for the album
▪️The cats weren’t there but Kitty the dog was
▪️Taylor made rice krispie treats again
▪️Taylor asked fans to not leak anything pic.twitter.com/hgqxUui9Ga
ファンたちに渡されたお土産の数々。
究極のおもてなし
テイラーのお宅にお邪魔して、一般の人々よりもひと足先に新譜を聴き、さらに手作りお菓子や激レア土産でおもてなしされるなど、もうすでに夢のような時間を過ごしていたファンたちだけれど、彼らを完全に骨抜きにしたのは、テイラーの丁寧すぎる気配り。
スタッフと相談しながら、自らTumblrなどのSNSへの投稿を参照して招待客となるファンを選んだというテイラーは、彼ら1人1人の顔と名前をしっかりと覚えていたばかりでなく、どんな人柄で、どんな経験を乗り越えてきたのかなども把握。
さらに、彼らの印象深い投稿をスクリーンショットして自らのスマホに大事に保存しておくという、信じられないほどマメな行動に出ていたことまで明らかになった。
These are pictures from first Lover Secret Session that took place in London :) I M TRULY VERY HAPPY FOR EVERYONE THAT GOT INVITED ❤️#TaylorSwift pic.twitter.com/m87dg83kyX
— anastasia (@tswiftcalmdown) August 3, 2019
ファンたちとの記念撮影の様子。テイラーは1人1人にどんなポーズで撮影したいかリクエストを聞いたそう。
ちなみにナッシュビルのシークレット・セッションには100名近くのファンが参加したと伝えられていて、イベントが13時間にもおよんだのは、テイラーがファンそれぞれとの交流のためにしっかりと時間を割いたことが理由だと言われている。
大好きなアーティストが自分の存在を知り、しかも興味を持って接してくれるとは、何事にも勝る喜び。
このテイラーの「究極のおもてなし」を裏づけるかのように、ロンドンのシークレット・セッションに参加したあるファンは、「テイラーはすごく親しみやすい人。私たち全員のことを把握していて、どんな背景を持っているかもちゃんと知っていてくれた。まるで以前にも会ったことがあるように錯覚してしまうほどだった」と米E! Newsコメント。ほかにも、たくさんの参加者たちが、テイラーと実際に会ってみて感じた好印象についてSNS上で感動と興奮を露わにしている。
アルバム視聴後には、ワインなども嗜みながら、ファンたちからの様々な質問に答えたり、順調交際中の俳優ジョー・アルウィンやドナルド・トランプ大統領率いるトランプ政権について言及する場面もあったというテイラー。
肝心な『ラヴァ―』の出来栄えについて、ファンたちは「最高のアルバムだった。素晴らしいバップ(※)がいっぱいで、泣けちゃう曲もいくつかあった」「誰が聴いても共感できる曲が入っていると思う」などと口々に絶賛しており、世間の期待をさらに高めている。
※最高のポップソングの意味。
(フロントロウ編集部)