キャサリン妃のご近所さんになる3つの条件
イギリス王室のウィリアム王子&キャサリン妃一家がエリザベス女王から結婚祝いとしてプレゼントされたノーフォーク州サンドリンガムに所有する別宅「アンマー・ホール」。

エリザベス女王からウィリアム王子夫妻にウェディング・ギフトとして贈られた別荘「アンマー・ホール」。
その隣の家が、日本円にして月額9万円(850ドル)という驚くほどお手頃な家賃で貸し出し中となっている。
しかし、2つの寝室を備えた2階建てのコテージに入居するには守らなくてはならない重要な3つの条件が。

貸し出し中の隣家。©Sandringham Estate Co. UK
まず1つ目は、猫の飼育は禁止だということ。
同物件を扱う不動産会社サンドリンガム・エステートの公式ページの記載によると、住所にちなんで「200 チェリー・ツリー(200 Cherry Tree)」と呼ばれるこの邸宅のだけでなく、同社が扱う物件には一貫して、猫を飼っていけないという厳しいポリシーが設けられているとのこと。
その理由については説明されていないが、伝統的な古い物件が多いだけに、おそらく爪などで建材を傷つけたり、おしっこの匂いが染みついたりといったトラブルを防ぐためだと推測できる。
2つ目は、犬の飼育についても制限があるということ。
どんな犬種がOKかは明かされていないものの、物件ごとに飼っても良いとされる犬を判断するとの記載がある。
そして、最も需要な3つめの条件は、同物件には別宅ではなく本宅として入居しなくてはならないということ。
同邸宅は、別の地域から休暇目的などで一定期間だけ訪れるような人々ではなく、日常的にこの邸宅で生活をしてくれる入居者を募集している。その背景には、すでにサンドリンガムという地域で生活し、職にもついている人を優先したいとの意向が。
しかし、ウェブサイトでは、同地域に移住してくる人も入居者候補として歓迎すると説明されているため、地元住民でなければ絶対にNGというわけでもないよう。
入居者の選定は、“早い者勝ち”ではなく、厳正な審査の下に行なわれるという。ちなみに海外では家具付き物件も多いが、この物件には家具はついておらず、階段が急なのだそう。
キャサリン妃一家とお近づきになりたいという人は、申し込みを検討してみては? (フロントロウ編集部)