リアーナが日本のデニムを起用
2019年5月に非白人女性として初めてルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)やディオール(Dior)、ジバンシィ(Givenchy)、FENDI(フェンディ)といった世界的メゾンを束ねるLVMH社と契約し、自身のブランドであるフェンティ(Fenty)を設立したリアーナ。
現在はオンラインでしか展開していないものの、パリやニューヨークでのポップアップショップは大盛況で、ファッションデザイナーリアーナとしての実力を証明した。

自身のファッションが注目され、ファッショニスタとしても活躍するリアーナは、フェンティの初めてのラインナップに日本の「あるもの」を起用していた。
リアーナにとって記念すべき初のブランドに起用されたのは、日本の生デニム。フェンティで販売されているデニムパンツやデニムスカート、そしてデニムワンピースには、すべて日本の生デニムが使用されている。

日本の生デニムは、他の国のデニムと比べるとかなり少量しか生産されておらず、手にしたことがある人は少ないものの、世界からの評価は高く、デニムファンなら1本は持っておきたい逸品として注目を集めている。
そんな評価の高い日本の生デニムをリアーナは最も注目されるファーストコレクションに起用し、自身もポップアップストアのイベントなどで着用している。

パリのポップアップストアを訪れた際に着用したデニムワンピース。
また、フェンティの初めてのデザインアイテムには、古代日本画が採用されており、親日家ぶりを発揮している。
フェンティのデニムアイテムは安くても約4万円(360ドル)からと少々値は張ってしまうものの、高品質のアイテムを扱っているので、一度チェックしてみる価値あり。(フロントロウ編集部)