
リキッドファンデーション、クリームファンデーション
ファンデーションは、使い終わるまでに数カ月かかるので、何本も所有していることはあまりないもの。友達の肌の仕上がりが気になったら、そのファンデーションと自分のファンデーションの違いを比べてみたくて、つい試したくなるけれど、やめたほうがいいという。

米ニューヨークのメイクアップアーティスト、ステーシー・メンザーは、リキッドファンデーションやクリームファンデーションについて、「使うときに指やブラシ、スポンジなどが触れるため、中のファンデーションが菌で汚染されてしまう」と米メディアWomen’sHealthにコメント。
借りたときにうっかり自分の指から菌がボトルの中に移ってしまったり、逆に、すでに雑菌が繁殖しているものを自分の肌につけてしまうという恐れも。デリケートな肌につけるファンデーションはシェアしないほうが賢明。
リップ、マスカラ、アイライナー
唇や目元など粘膜に近い部分に使うコスメは、自分だけで使うとしても菌が繁殖しやすく、また、その雑菌がついた部分を再度、肌につけてしまいやすい。
そのため、リップやマスカラも、友達が新色を使っていたり、または友達にオススメしたいコスメがあったとしても、貸し借りはしないほうが安全。

ファンデーションやリップなどのほかに、メイクブラシなどのツールも含め、コスメは肌に使うので菌が繁殖する可能性があるため、ステーシーは、どんなに仲の良い友達であっても「コスメはシェアしないで」と注意を促している。

また、自分だけで使うとしてもメイクをするときには手を洗って清潔な指でとるようにしたり、メイクブラシとスポンジも定期的に洗って清潔にするようにとアドバイス。

蒸し暑い季節はとくに菌が繁殖しやすいので、友達とメイクをするようなときに楽しくてつい貸し借りしたくなったり、シェアしたくなったとしても気をつけるようにしてみて。(フロントロウ編集部)