秋のベースメイクはどう変わる?
90年代ファッションのリバイバルとともに、メイクやネイルも“90年代風”が人気上昇中。90年代の肌づくりは、しっかりカバーしてマットに仕上げるのがトレンドだったけれど、この秋はどう肌を仕上げると良いか、海外のプロが紹介した。
マックスファクターのメイクアップ・アーティストのキャロライン・バーンズは、この秋のベースメイクについて、「90年代風に2019年っぽさを加えるために、肌は90年代のようには粉っぽいマットな仕上がりにしすぎないほうがいい」と英メディアRefinery29にコメント。
春夏のベースメイクはしっとりと濡れたようなツヤ肌に仕上げるのがトレンドだったけれど、その流れが引き続いていて、秋のベースメイクでも、キャロラインは「フレッシュで濡れた質感を加えて」とアドバイスした。
キャロラインは、クライアントにメイクをするときは小鼻やその脇にはしっかり毛穴をカバーする下地を使って気になる部分をカバー。そして、ロングウェアタイプやマット仕上がりのファンデーションを使って肌を美しくなめらかに整えてから、部分的にツヤっぽさを足すようにするという。
また、M・A・CコスメティックスUKのメイクアップディレクターであるテリー・バーバーも同様に、粉っぽくフルカバーに仕上げるなどのベースメイクは「重すぎると不快に感じられることがある」とコメント。今っぽく仕上げるには光沢感のあるハイライターをプラスしてより軽く見えるようベースメイクをつくることをオススメしている。
秋冬のベースメイクでは、ふわっとマット肌に仕上げるのもアリだけれど、この秋の旬のベースメイクは、引き続きツヤ感がカギになりそう。(フロントロウ編集部)