英バンドThe 1975のフロントマンとして知られるマシュー・ヒーリーが、反LGBTQ法に抗議した。(フロントロウ編集部)

マシュー、男性ファンにキス

 サマーソニック2019に出演するために来日中のThe 1975は、来日する前日の14日にアラブ首長国連邦のドバイを訪れ、コンサートを開催。バンドのフロントマンであるマシュー・ヒーリーが、この日の公演である行動に出た。

画像: マシュー、男性ファンにキス

 そのできごとが起こったのはLGBTQ+アンセムとして知られる楽曲「Loving Someone」をパフォーマンス中のこと。観客のなかに「結婚して!」と叫ぶ男性ファンを見つけたマシューは、その男性の元へ。最初にその男性にハグをしたマシューは、同意を得ると、男性の唇にキスした。

 そしてマシューはその後、観客に向かって「僕らはみんな人間なんだ、そうだろ?」と叫び、LGBTQ+をサポートする姿勢を見せた。

 じつはアラブ首長国連邦が定める法律では、同性愛は犯罪。最大で10年間の禁固刑に処される違法行為と決められており、実際過去には同性同士がキスしていたとして逮捕された事件もある。

 そんな国のコンサート中に自ら男性とキスして、メッセージを発信することを選んだマシューは、公演後にツイッターを更新。

「ありがとう、ドバイ。みんな最高だったよ。僕の『行動』のせいでもうドバイには戻れないかもしれないけど、君たちを愛しているということを知っておいてほしい。もう一度チャンスを与えられたとしても、僕は同じことをする。誰にもわからないけれど、もしかしたらまた戻れるかもしれない。もう少し様子を見てみよう」

 そんな自身と相手の身を危険にさらしかねない行動をとったマシューだけれど、その行動について後悔していないことを告白。前向きな姿勢を見せた。

 これまでLGBTQ+の権利向上のために積極的に活動を行ってきたThe 1975。彼ららしく、今回ドバイのコンサート中でも、スクリーンにLGBTQ+を象徴するレインボーフラッグを映し出し、曲の合間に性的マイノリティを勇気づけるためのスピーチを行ない、観客を沸かせた。

 この日の公演を訪れたファンからは、「母親にカミングアウトする勇気をくれてありがとう」、「生きてきたなかで人と違うのは悪いことだと思ってきたけど、いまは自分自身に誇りを持つことができる」などと、バンドを絶賛する声が挙がっている。(フロントロウ編集部)

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