レジェンド的シンガーのセリーヌ・ディオン
シンガーのセリーヌ・ディオンは、映画『タイタニック』の主題歌「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン(タイタニック愛のテーマ)」でグラミー賞を総なめにし、その後も多くのアルバムを発表。全世界でのCD総売上枚数は2億枚を記録し、世界で最も売れたアーティストの1人として、伝説を作り続けている。
さらにセリーヌの人気に拍車をかけるのが、その洗練されたファッション。多くのファンから「ファッションのクイーン」と呼ばれ、世界中の女性たちのファッションのお手本となっている。
そんなセリーヌが、米CR Fashion Bookの表紙を飾り、インタビューに答えた。
チュチュを着たセリーヌを読者が下から見上げる構図で、その強さを全面に押し出した今回のカバー。そんなカッコいい女性のセリーヌだけれど、「クイーン」と呼ばれることは嬉しくないという。
「自分のことをクイーンと思ったことは1度もないの。私はクイーンじゃない。クイーンになりたくもない。私はボス。その2つは違うわよ。私は母親で、ボス。私のチームに関する決定をする責任がある。最高の自分を目指したいし、何かを成し遂げたい。そしていつでも目標は出来るだけ高く掲げたい」
セリーヌが先駆者のひとりとなって成功させたラスベガスでの定期公演は、今ではレディー・ガガなど多くのトップアアーティストたちが後を追う人気ぶり。また、ライブ中にはファンのために様々なパフォーマンスを自らが考えて行なうなど、自分で自分の道を切り開いてきたセリーヌ。そんな彼女にとって、“ボス”という肩書きは自分を表現する1番の言葉なよう。(フロントロウ編集部)