ブリトニーのアイコニックなルックがオマージュされる
例年アーティストたちがド派手な衣装やパフォーマンスをすることで知られるMTV主催の音楽アワードVMA。
放送禁止ギリギリのラインの衣装や、音楽史に残る大事件などが起きたVMAのなかでも印象的なのが、2001年のVMAのステージで、ブリトニー・スピアーズが本物の蛇を首に巻いて登場し、パフォーマンスした時。
今年2019年のアワードでは、この時のブリトニーをオマージュしたかのような衣装がたくさん見られた。
グラミー賞を受賞した新人シンガーのハー(H.E.R.)は、初めてのVMAにペットの蛇を首に巻いてレッドカーペットに登場。一見レプリカのように微動だにしない蛇だが、正真正銘リアルで、イベント中に受けたインタビューでは蛇に触れたインタビュアーが、「ああ、触り心地が本物だわ」と悲鳴まじりに反応していた。
本物の蛇を連れてきたのはハーだけでなく、ユーチューバーのタナ・モジョも8年前のVMAでブリトニーが首に巻いた蛇と同じ種類のイエローの蛇を持参してレッドカーペットへ。
しばしば炎上することも多いタナだけに、「蛇が可愛そう」と、ハーにはなかった反応があがるなか、一部ではこの蛇が恋人でユーチューバーのジェイク・ポール( ※)に宛てたものなのではとも言われている。
※ジェイクは2018年に富士山の樹海で自殺者を撮影して大炎上したローガン・ポールの弟。
というのも、お互いユーチューバーであるあるがゆえプライベートが筒抜けの2人は、現在絶賛ケンカ中。ジェイクが元恋人でユーチューバーのエリカ・コステルと浮気したとされており、タナがVMAにジェイクを同伴したかったため、欧米では「嘘つき」や「裏切者」などの意味がある蛇をジェイクの代わりとして同伴して、ジェイクへの怒りを表現したのではと考えられている。
ちなみに、本物の蛇ではなくても、さりげなく蛇をつけたアーティストはほかにもおり、フィフス・ハーモニーのメンバーであるノーマニは、右手薬指にさりげなく蛇の指輪を着用した。
(フロントロウ編集部)