キム・カーダシアンが過去を語る
リアリティスターのキム・カーダシアンといえば、元祖お騒がせセレブのパリス・ヒルトンの友人として注目され始め、その後シンガーのレイ・ジェイとのセックステープが流出したことで知名度が急激にアップ。
直後に放送がはじまった、キムやカーダシアン家に密着したリアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』が高視聴率を記録し、世界一有名なリアリティスターといっても過言ではないほどの成功を収めた。
そんなキムが、アラビア版Vogueの表紙に登場。“恥ずかしいほど”の過去について語った。
「お金はいつでもゴールだった。だけど、私は有名になることに取りつかれていたの。恥ずかしいほどね」
とはいえ、キムのセックステープの流出はカーダシアン家の黒歴史とも言われており、一家の母クリスは2017年に、「あの事件は私たち家族が乗り越えた、最悪の事件のひとつです」と米ポッドキャスト『Awards Chatter(原題)』で語ったほど。
自分のすべてが注目されてしまうことで体調を崩すセレブも多いなかで、キムはポジティブな考え方をしているよう。
「自分の暗黒期も、世界の目の前に自分を置いたことを後悔してない。失意の中で私を見ることで孤独感が和らいだと言ってくれる人がたくさんいた。自分が影響力を持っていることが嬉しいし、自分が得たプラットフォームに感謝してる。もっとプライバシーが欲しいと思うことはあったとしてもね」
キムが人のために活動したいと考えているのは有名で、現在、敏腕弁護士だった亡き父のあとを追うように弁護士資格を取得するための勉強をしているほど。そんなキムにとって、多くの人へメッセージを発信できる環境を得られたことは幸運だったという。
しかし、「今はもう興味は(名声とは)違うほうに向いてる」と明かすキム。数ヵ月前には『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』のなかで、今後の展望をこう描いていた。
「父はいつも、全力で物事に取り組むことや、物事に責任を持つことは大事だと教えてくれた。だからあと10年くらいしたら、キム・カーダシアンであることを止めて、今のこと(弁護士活動)に集中し、多くの人のために闘うことが目標なの」
(フロントロウ編集部)