地元のパブで庶民派ランチ
イギリス王室のヘンリー王子&メーガン妃が、ウィンザーにある自宅のフロッグモア・コテージからほど近い、現地の住民たちに人気のこじんまりとしたパブでひっそりとランチを楽しむ様子が見かけられた。
ヘンリー王子とメーガン妃がまもなく生後4カ月となる長男のアーチーと一緒に足を運んだのは、フロッグモア・コテージから車で10分ほどのウィンクフィールド・ヴィレッジにあるブリティッシュ・パブ、ザ・ローズ&クラウン(The Rose & Crown)。
パブと言うと、日本では洋風の酒場を思い浮かべがちだが、イギリスでは本格的な料理を楽しみつつ、お酒も飲めるファミリーにも人気の食事処として定着している。ヘンリー王子一家が訪れたザ・ローズ&クラウンも、現地で採れた材料をベースに魚のグリルやポークステーキ、リゾットなどを提供している地元の人々に人気のパブ。
日曜日に同店を訪れたヘンリー王子とメーガン妃は、ほかの一般客にほとんど気づかれることなく、静かなファミリーランチを楽しんだ。
警護スタッフ2人に見守られながら、パーソナルアシスタントとみられる人物とともにテーブルについていたという夫妻。店内で一家の姿を目撃した男性が英The Sunに証言したところによると、メーガン妃は始終アーチーを大事そうに抱っこしていたのだそう。
アーチーのあまりの大人しさに少し驚いたというこの男性は、「アーチーは本当におりこうにしていましたよ。私が店に居る間は一度も泣き声を聞きませんでした」とコメント。さらに、店員たち曰く、メーガン妃が同店を訪れたのは初めてではないようだとも語った。
ローストした肉やマッシュポテト、ヨークシャープディング、野菜等の付け合わせとグレイビーソースから成る、「サンデーロースト」と呼ばれる伝統的な15ポンド(約1,940円)の昼食メニューに舌鼓を打ったヘンリー王子は、ランチビールを2杯ほど楽しんでいたのだそう。大のワイン好きで知られるメーガン妃だが、この日はアルコールではなく水を飲んでいたという。
8月頭のメーガン妃の誕生日に合わせたスペイン・イビサ島への家族旅行や、その直後に出かけた、シンガーのエルトン・ジョンがフランス・ニースに所有する別荘への旅行の際、移動手段として、立て続けにプライベートジェット機を利用したことで、「環境への配慮が足りない」、「贅沢しすぎだ」と反感を買ったヘンリー王子とメーガン妃。
一部の人々から浪費家のレッテルを貼られてしまった夫妻だが、日曜のランチは比較的質素に済ませたよう。(フロントロウ編集部)