ダイアナ妃のアイコニックな私服を再現
1997年8月31日に不慮の事故でこの世を去ったイギリス王室の故ダイアナ妃。
急逝から20年以上が経った今でも世界中で愛され続けるダイアナ妃を偲んで、仏Vogueがファッションアイコンとしても尊敬されていた彼女の私服にインスピレーションを得た特集を公開した。
そのモデルとして選ばれたのが、シンガーのジャスティン・ビーバーの妻としても知られる人気モデルのヘイリー・ビーバー(旧姓:ヘイリー・ボールドウィン)。
スポーティーなスリム体形にブロンドヘアと、若き日のダイアナ妃と少し似た特徴を持つヘイリーは、ダイアナ妃が生前プライベートでよくしていた、オーバーサイズのスウェットにモーターサイクルショーツ、ふくらはぎソックスにスニーカーといったコーディネートやかっちりとしたブレザーにペールウォッシュのデニムを合わせ、野球帽をかぶるといった着こなしを再現。
生前のダイアナ妃を彷彿とさせる慈悲深い表情を浮かべた写真などもあり、完全にダイアナ妃になりきったヘイリーのモデルとしてのスキルの高さには、たくさんの人々がSNS上で「今まで見たなかで一番素晴らしいファッション誌のフォトシュート」、「これまでヘイリーのファンではなかったけど、今回のフォトシュートを見て完全にファンになった」、「ヘイリーが今まで登場した中で一番の特集」と感嘆の声を漏らしている。
ダイアナ妃の私服と言われても、あまりピンとこないという方のために、いくつかコーディネートを紹介しておくと、こんな感じ。
80年代~90年代にダイアナ妃がよく着用していたモーターサイクルショーツやスポーティーなロゴ入りスウェット、チャンキーなシルエットのスニーカーは、昨今のトレンドとしてカムバック。
スポーティーな装いを好むヘイリーも私服コーデにそれらのアイテムを頻繁に取り入れており、今回のオマージュ企画がしっくりと馴染んだのも、ダイアナ妃と好みが似ているからなのかもしれない。(フロントロウ編集部)