映画『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』が絶賛公開中の俳優ドウェイン・ジョンソンが、愛する妻とのハネムーンを「途中放棄」して向かった先とは…?(フロントロウ編集部)

盟友ケヴィン・ハートのためにひと肌脱ぐ

 映画『ワイルド・スピード』シリーズや『ジュマンジ』シリーズといった数々のヒット作に出演し、米Forbesが毎年発表している「世界で最も稼ぐ俳優ランキング」の2019年版で、堂々の1位に輝いたドウェイン・ジョンソン

 そんな彼が、つい最近故郷のハワイでサプライズ挙式を挙げた12年来の恋人で、晴れて妻となったローレン・ハシアンとのハネムーンを早めに切り上げていたことがわかった。

ドウェインがインスタグラムでお披露目したウェディングフォト。

 新婚早々、“ハネムーン中断”とは穏やかな話ではないが、じつはこれには深いワケが。

 ドウェインが愛する妻を残して向かった先は、音楽オーディション番組『アメリカン・アイドル』の初代王者で、人気シンガーのケリー・クラークソンが司会を務める新トーク番組『ザ・ケリー・クラークソン・ショー(原題)』。ただし、元々出演が予定されていたわけではなく、ドウェインは“ある人物”の「代役」としてこのトーク番組に出演することになったのだった。

 その“ある人物”とは、今年12月に続編が公開される映画『ジュマンジ/ネクスト・レベル』で共演する、俳優兼コメディアンのケヴィン・ハート。ご存じの方もいると思うが、先日、ケヴィンはプライベートで車を運転中に自動車事故に遭って現在入院している。命に別状はないが、背中に重傷を負っており、トーク番組への出演をキャンセルせざるを得なかったため、ケヴィンの穴を埋めるべくドウェインがひと肌脱ぐことに。

画像: 盟友ケヴィン・ハートのためにひと肌脱ぐ

 上の動画で、番組司会者のケリーは「本当は今日ここにケヴィン・ハートが来るはずでした。でも、彼は先日交通事故に巻き込まれてしまったの。命に別状はないけど、入院していて出演することができないから、彼の友人の1人が代役を買って出てくれました!」と切り出すと、続けて「(番組出演のために)彼はハネムーンを中断したの。ケヴィンの代わりを務めるためにね。これはマジな話。私、奥さんに嫌われちゃったかも。(中略)みなさん、ドウェイン・ジョンソンに盛大な拍手を!」と興奮気味に語り、ドウェインの男気を称えた。

 ちなみに、ドウェインは番組出演後にツイッターを更新し、今回の一件についてこう語った。

 「俺の“息子”のケヴィン・ハートが怪我で苦しんでる時こそ、ビッグ・ダディ(父親)の出番だ。そのためにハネムーンを途中で抜け出した。(ちなみに、ローレンはケリーの大ファンだから許可してくれた)今や俺とケリーは大親友だ」

 今回、プライベートでも友人関係にあるドウェインのファインプレーによって、大事な仕事に穴を開けずにすんだケヴィン。そんな彼のもとには、ドウェインをはじめとする多くのセレブたちから、早期の回復と仕事復帰を願うを声が届いている。(フロントロウ編集部)

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