4歳の娘を育てるキーラ・ナイトレイ
『パイレーツ・オブ・カリビアン』などで有名なキーラ・ナイトレイが主演を務めた映画『オフィシャル・シークレット』は、全米で昨年公開され、イギリスで今年10月の公開を予定している。
今作は2003年に実際に起きたキャサリン・ガン事件を基にしており、イラク戦争をめぐるアメリカとイギリス間の交渉をリークした英国政府関係者のキャサリン・ガンをキーラが演じる。
政治スリラーとなる今作は、登場人物たちのセリフもかなり多め。そんな役柄を、娘エディちゃんを育てながらこなしたキーラは、台本を読む時には「ある育児」をしてはいけないと米Page Sixで笑いながら話した。
「そこにいる俳優のみなさん、セリフがたくさんある映画の主演を務めようとする時に、(子供を1人で眠らせるねんねトレーニングで)子供をベビーベッドからベッドで寝させようとしてはダメ。だってセリフを覚えようとする時には、(その行動は)労力を取りすぎるから」
キーラがこの役を引き受けて撮影していた時、エディちゃんは3歳ごろ。キーラは欧米で主流のねんねトレーニングを行なっていたようで、セリフ覚えよりも、1人で寝ることに慣れないエディちゃんの対応に追われてしまい疲労困憊してしまったよう。
しかし、そんな育児の疲れを演技に活かしたそうで「演技とは別のところでイライラしてたの。だからそれを(演技中に)全部使ったんだ」と、ふたたびジョークを飛ばしていた。(フロントロウ編集部)