主演舞台の公演中に女性客が「自慰行為」をしていたと報じられた俳優のトム・ヒドルストンに、あのマーベル俳優がある意味“助け舟”。(フロントロウ編集部)

トムの魅力に耐えきれず…

 マーベル映画『マイティ・ソー』のロキ役などで知られる俳優のトム・ヒドルストンは、現在、ニューヨーク・ブロードウェイで行なわれている舞台『Betrayal(背信)』に出演中。

 イギリスの劇作家ハロルド・ピンターの戯曲『背信』を原作とする同作は、人妻エマと、その愛人で既婚者の作家ジェリー、エマの夫でジェリーの親友でもあるロバートの三角関係を描いた作品で、7年間にわたるエマとジェリーの不倫関係を、別れから出会いまで時間をさかのぼる形で描く。

 トムは妻に親友と不倫されてしまうロバートという複雑な役どころを好演し、評判となっているが、9月13日の公演を訪れたある観客の1人が、ブロードウェイ専門のインターネット掲示板『All
that Chat(オール・ザット・チャット)』にレビューを投稿。

 そこに書かれていた客席での信じられないような出来事が、世間の人々の度肝を抜いている。

画像: 『Betrayal(背信)』の公演後、観客たちと会場外で交流するトム。

『Betrayal(背信)』の公演後、観客たちと会場外で交流するトム。

 友人とともに観劇に訪れたというこの観客は、舞台の中盤で、同じ列の席に座っていた30代前半とみられる女性が、トムの演技を堪能しながら、突然、劇場の椅子のひじ掛けをまたぎ、下半身をリズミカルにこすりつけて自慰行為におよび始めたと、自身が目の当たりにした驚くべき光景を解説。

 女性は小さな喘ぎ声をあげながら、やがて絶頂に達し、少しの間ウットリと目を閉じると、再び舞台に集中。しかし、それからしばらくして、トムが少し客席に近づいた位置で共演者の女優とキスシーンを演じると、この女性は再び自慰行為に及び、またもや絶頂に達していたという。

 彼女の奇行に気づいたのは投稿者だけでなく、周囲のほかの観客たちもどうしていいかわからず、困惑した表情を浮かべていたそう。

 投稿者は、女性の行動について「劇場スタッフに通報するべきか?」、「いや、もし間違っていたら大変なことになる」と考えを巡らせ、観劇中もとにかく気になって仕方がなかったようだが、舞台自体は素晴らしく、キャストたちも最高の演技を見せていたとレビューを締めくくった。


あのマーベル仲間がトムを「イジる」

 演技の実力もさることながら、188㎝という長身に甘いマスク、優しげな声にブリティッシュアクセントと、とにかく女性をメロメロにする数々のイケメン要素を持ち合わせているトム。

画像: あのマーベル仲間がトムを「イジる」

 そんな彼の魅力に我を忘れてしまったのか、観劇中に客席で自慰行為におよび、絶頂にまで達してしまったという女性の逸話は、瞬く間にネット上に拡散され、世間で笑いのネタとなった。

 すると、お調子者な性格で知られるあのマーベル俳優が、この件に反応。ツイッターを通じてトムに語りかけた。

 その人物とは、映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で主人公のスター・ロードことピーター・クィルを演じ、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』や『アベンジャーズ/エンドゲーム』にも出演するクリス・プラット

画像: クリス・プラット

クリス・プラット

 「トム・ヒドルストンの舞台を観劇中の女性がオーガズムに達した」という見出しの記事をツイッターで紹介したクリスは、トムに宛ててこんなメッセージを投稿し、ユーザーたちの笑いを誘った。

「僕に言わせれば、これって、最高すぎるレビューじゃないか」

 ある意味“助け舟”を出したクリスからのイジりに、現時点ではトムは反応していないが、トムやクリスのファン、そしてマーベルファンたちは、クリスに返信する形でさまざまなジョークを投稿して大盛り上がりしている。(フロントロウ編集部)

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