シャネルショーの乱入者は反省ゼロ
パリファッションウィークの最終日に行なわれたシャネルの2020年春夏コレクションのフィナーレで、突然客席で観覧していた1人の女性がランウェイに侵入。その後、ランウェイをモデル同様ウォーキングするも、同ファッションショーに出場していたジジ・ハディッドに退場するよう促され、少しは抵抗するもその後バックステージへ。
その後、この女性が人気ユーチューバー兼コメディエンヌのマリー・ベノリエルということが発覚すると、シャネルのコレクション会場にいた英Loveのエディターが道端でたばこを吸っているマリーに直撃インタビューすることに成功。
何故ステージに上がったのかを問うと「先週エタムのショーでも同じことをしたの。でも、それは素晴らしい挑戦じゃなかったし、もっと頑張りたかったの。だから、もちろん意味は1つシャネルだったからよ」と、反省する気はさらさらなく答えた。
マリーが言っていたように実際にシャネルのコレクションが行なわれた前の週に開催されたランジェリーブランドであるエタム(Etam)のコレクションを見てみると、そこにはマリーの姿が。呼ばれてもいないステージにランジェリー姿でステージにあがり、モデルたちと一緒にランウェイをウォーキング。
ファッションショーを邪魔したということに対して微塵も反省しておらず、その時の様子は彼女のYouTubeアカウントにもアップされている。
今回のシャネルでの一件も全く反省しておらず、むしろシャネルのコレクションでランウェイを歩いたことを誇りに思っているかのように、そのニュースの見出しを自身のインスタグラムにアップし、誇らしげに自慢。
デザイナーをはじめクチュリエたちが休む暇なく何ヵ月もの月日をかけて作られるハイブランド中のハイブランドであるシャネルのコレクション。ブランド側にとってはわが子のお披露目会のような場所に侵入するという許されることのないことを行なったマリー。他のショーに侵入したこともあるため、今後も騒動を起こす可能性が高い。(フロントロウ編集部)