シルエットが「アレ」にしかえ見えない
安全かつ健全なものしか売っていないはずのディズニーランドで販売されている商品の中で、なぜか空港の手荷物検査を通る際に、必ず引っかかってしまう「お土産」があることをご存じ?
機内への持ち込みが禁止されているものを発見するための検査で、“危険”と判断されてしまったお土産が売られているのは、今年5月に米カリフォルニア州アナハイムにあるディズニーランドにオープンしたばかりの新エリア『スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ』。
その名の通り、映画『スター・ウォーズ』シリーズの世界観が見事に再現されたエリアには、アトラクションやレストランのほかに、グッズなどを販売するショップもあるのだが、問題になっているのはそこに売られているドリンク。正確には、ドリンクが入っているボトルの“形状”にアメリカ運輸保安局、通称TSAから「待った」がかかってしまった。
中身はコカ・コーラやスプライトといったソフトドリンクだが、『スター・ウォーズ』に出てくる熱爆弾「サーマル・デトネーター」の形を模したボトルが、保安検査場にある機械でスキャンした時に本物の爆弾にしか見えないため、TSAから「機内持ち込み禁止」のお達しが出てしまった。
ちなみに、TSAはこのボトルに限らずたとえおもちゃであっても、銃や爆弾といった武器の模造品の機内への持ち込みを禁止している。(フロントロウ編集部)