ジョーカーを演じた6人の名俳優たち
ついに本日10月4日に公開された映画『ジョーカー』。演技派俳優として有名なホアキン・フェニックスがジョーカーを演じきったことも大きな話題だけれど、DCコミックスの有名悪役ジョーカーは、これまでもヒース・レジャーやジャレッド・レトなど多くの役者が演じてきた。
そんな歴代ジョーカー俳優たちの、ピエロメイクの下に隠れた“本当の顔”を大公開!
ちなみに、ジョーカーの外見の元となったのが、戦前1929年に公開されたサイレント映画『笑う男』で、かの名優コンラート・ファイトが演じたグウィンプレンというキャラクターという話は有名な逸話。
シーザー・ロメロ
戦後間もない1966年から1968年に、アメリカで放送されたTVシリーズ『怪鳥人間バットマン』で初めてジョーカーを演じたのは、シーザー・ロメロ。初代ジョーカーは、かなりコメディ色の強いキャラクターだった。
ジャック・ニコルソン
有名監督ティム・バートンによる1989年の映画『バットマン』では、あの大御所俳優ジャック・ニコルソンがジョーカーを演じた。オスカー俳優がアメコミ映画で悪役を演じたことが話題となったけれど、コミカルなのにダークなジョーカーを表現し、さすがとしか言いようがない完成度に。
ヒース・レジャー
歴代ジョーカーのなかで最上との呼び声も高い、2008年公開映画『ダークナイト』のヒース・レジャーによるジョーカー。今作の公開前に28歳の若さで急死したヒースは、その死後に開催された第81回アカデミー賞で助演男優賞を受賞。故人がアカデミー賞を受賞するに至ったのは、英俳優ピーター・フィンチに続く史上2人目だった。
ジャレッド・レト
悪役たちを主役にそえた映画『スーサイド・スクワッド』では、ジャレッド・レトがジョーカーを演じた。同作に登場するハーレイ・クインとのペアでハロウィンの定番仮装になるほど若者から高い人気を得た。
キャメロン・モナハン
ドラマ『GOTHAM/ゴッサム』でジョーカーを演じたのは、若手俳優のキャメロン・モナハン。全5シーズンを通して段階的にジョーカーの最終形態へと変化し、その過程も見事に演じきったキャメロンの演技は高く評価されている。
ホアキン・フェニックス
現在公開中の映画『ジョーカー』で主演を務めるのが、ホアキン・フェニックス。現代社会の闇を深く描いた本作で、孤独な男アーサーがジョーカーになっていく姿を克明に描き絶賛されている。
(フロントロウ編集部)