今度は悪魔がテーマのマーベルドラマ!
Huluが2020年に配信する予定の、マーベル・コミックスを原作としたドラマ『ヘルストローム』のメインキャストと詳細が発表された。Huluは先日、ドラマ『ゴーストライダー』の製作中止を発表したばかりだったため、ドラマ『ヘルストローム』の続報は嬉しいニュース。
原作の『ヘルストローム』は、地獄をテーマにしたオカルティックヒーローの物語。悪魔の息子ダイモン・ヘルストロームが、ダークヒーローとして現実と地獄を行き来しながら活躍するという設定だったけれど、ドラマ『ヘルストローム』は新解釈でストーリーが作り出されるそう。現段階で発表されているのは、謎の連続殺人鬼を親に持つ兄妹、ダイモン&アナ・ヘルストロームが活躍するということ。
ちなみに、原作コミックスでは原題は『Hellstrom』という綴りだけれど、Huluのドラマ版は『Helstrom』という綴り。
メインキャストを紹介
ダイモン・ヘルストローム
主人公のダイモン・ヘルストロームを演じるのは、トム・オースティン。トムはドラマ『刑事ジョー』などに出演した若手英国俳優。ダイモンは、エクソシストとして活動をする傍ら、大学で倫理学を教える教授をしているけれど、スーパーヒーローのように世界を救うという目標はない。ただ、近しい人間たちを救うことだけを考えている。そして、“隠された世界”との戦いの中、悪魔を追い払うことを心に強く誓っている。
アナ・ヘルストローム
妹のアナ・ヘルストロームを務めるのは、『ウォーキング・デッド』シリーズなどで知られるシドニー・レモン。アナは日中、住宅の競売業者をしていて、それはとても繁盛している。けれども昔父親に傷つけられた事に今でもおびえていて、いつか戻ってくるかもしれないと心配している。それでも、悪魔を追い払うことに尽力している。
ビクトリア・ヘルストローム
エリザベス・マーヴェルはドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』やドラマ『FARGO/ファーゴ』で有名。彼女は『ヘルストローム』の中で2人の母親ビクトリア・ヘルストローム役を務める。ビクトリアは、現実と妄想の両方に潜む悪魔に悩まされ続け、20年間入院していた。そのため、兄妹とはあまり親しい間柄ではないけれど、それを修復したいと思っている。
ケアテイカー
ドラマ『スーパー・ナチュラル』やドラマ『プリズン・ブレイク』などで知られるロバート・ウィズダムは、オカルトに詳しいケアテイカーを演じる。ケアテイカーは、自分の持っている超自然現象や悪魔などの知識を使って、ダイモンとアナを悪魔から守る。
ルイーズ・ヘイスティング博士
ジェーン・キャリルは、ドラマ『ヘルストローム』でルイーズ・ヘイスティング博士を演じる。ジェーンは、ドラマ『マインドハンター』などで知られている。ルイーズは、兄妹の母が入院する精神病院の医院長の心理学者。彼女はずっとヘルストローム一家に心を開いて見守ってきた。
ガブリエラ・ロセッティ
アリアナ・ゲラはドラマ『ダンプリン』などで活躍する若手俳優。ドラマ『ヘルストローム』では、バチカンからやってきた女性、ガブリエラ・ロセッティを演じる。ガブリエラは、信仰と論理とのバランスがよく取れた女性で、ダイモンがエクソシスト活動をすることを助けてくれる。
クリス・イェン
アラン・ウィは、これからAppleTV+で配信される注目のドラマ『ザ・モーニングショー』の出演も決まっている俳優。彼は、アナのビジネスパートナーであるクリス・イェン役を務める。彼は、住宅の競売業者の仕事のほとんどをやっていて、アナが必要としていることは何でも助けてくれる。
原作コミックスでのダイモンは、両手で6本の指を立てて悪魔に変身していたけれど、ドラマ版ではその姿を見せてくれることもあるのだろうか。ドラマ『ヘルストローム』は、2020年にHuluで配信予定。(フロントロウ編集部)