2019年、世界的に注目を集める新世代のプラスサイズ・デーヴァ、リゾのシングル「トゥルース・ハーツ」が6週連続ビルボードNo.1という記録を更新中。さらに、「グッド・アズ・ヘル」もトップ30ヒット入りを果たした。
「トゥルース・ハーツ」が歴代1位に?
「トゥルース・ハーツ」は、ローリン・ヒルの「ドゥー・ワップ」、そしてカーディ・Bの「ボーダック・イェロー」の連続首位記録を大きく引き離し、女性ソロ・ラップ楽曲として全米1位最長記録更新を果たしている。
もし次週もビルボード・チャート首位をキープすることができれば、2014年に通算7週をマークしたイギー・アゼリアの「ファンシー feat.チャーリーXCX」が保持している、女性ラップ・アーティストによる歴代最長1位の記録に並ぶこととなる。
また、前週から19%増の30,000ダウンロードを記録して、デジタルソング・セールスチャートでも通算5週目の1位復帰を果たし、週間1億2,200万回を記録して、エアプレイ・チャートでも3週目の首位をキープ。ストリーミング・チャートでも、1週間で2,780万再生を記録して7位から6位へ上昇し、R&B/ヒップホップ・チャート、ラップ・チャートでは、それぞれ7週目の首位を記録している。
シングル「トゥルース・ハーツ」は、2017年9月に発売されたものの、広く聴かれるようになったのは、2019年4月に放送開始したNetflixの映画『サムワン・グレイト』に曲が起用されたことがきっかけ。今年5月に6位に席巻しながら輝かしいデビューを果たしたアルバム『コズ・アイ・ラヴ・ユー』に追加で収録され、9月にはついに1位獲得となった。
「グッド・アズ・ヘル」も人気急上昇中
そして「グッド・アズ・ヘル」は2016年リリースとなったデビューEP『ココナッツ・オイル』に収録された楽曲で、EPはトップR&B/ヒップホップ・アルバム・チャートの44位にランクイン。アメリカのアルバム総合チャートであるビルボードTOP 200では55位を獲得する結果となった。そして約3年の時を経て、2019年度MTVミュージックビデオ・アワードにおいて彼女がこの楽曲をメドレー・パフォーマンスで披露した結果、ランキングが急上昇。シングルとしてTOP 30にランクインを果たした。
さらに、16%増の12,000ダウンロードを記録し、デジタル・ソング・セールス・チャートで8位に席巻。ラジオ・ソングス・チャートでは50%増の24,100ダウンロードで40位にランクインし、楽曲再生回数は10%増加し11,400回に達している。
そんな大注目のリゾの、日本好きな彼女にしかできない、日本にまつわる特技を披露した動画がワーナーミュージック・ジャパン洋楽のYouTubeチャンネル公開中。(フロントロウ編集部)