40年の時を経て公開される『シャイニング』続編
1980年に公開されたホラー映画『シャイニング』の続編、『ドクター・スリープ』が約40年の時を経てついに公開される。
あらすじ
40年前の雪山のホテルの惨劇を生き残ったダニーの周りで、児童ばかりを狙った不可解な失踪事件が起きる。ある日、彼の前に特別な力を持つ少女アブラが現れる。少女はその力で事件を目撃し、狂信的集団に命を狙われている。この事件の謎を追いダニーと少女が辿り着いたのは、あの惨劇の『シャイニング』のホテルだった…。今、事件の裏に隠された恐ろしい謎が明かされる。
同時解禁された日本版本予告は、雪山のホテルの惨劇を“特別な力”で生き残り、いまはホスピスで働きながら人を避けるように暮らしているダニー(ユアン・マクレガー)のもとに、謎のメッセージが届く瞬間から始まる。轟音に目覚めたダニーが鏡越しに見つめた先には“REDRUM”という文字列が浮かび上がる。実際には“MURDER”、つまり“殺人”を意味するメッセージだ。
そして、今回解禁されたポスター2点は、『シャイニング』を彷彿とさせるインパクトの強いビジュアルが目を惹く。
1枚目では赤く染まった“呪われたホテル”の廊下で、三輪車に乗る幼きダニーとホテルに戻る大人になったダニーが対峙する形で映し出されている。
2枚目では“破壊されたドア”越しに部屋の中を覗き込むダニーの姿が浮かびあがる。そしていずれのポスターにも「呪われたホテルが、目を覚ます」という“新たな恐怖”を予感させる一文が。彼の視線の先に一体何が待ち受けているのだろうか。
『ドクター・スリープ』のキャストや原作情報
主人公ダニーを演じるのは、ユアン・マクレガー。『スター・ウォーズ』シリーズや『天使と悪魔』などに出演し、日本でも大人気の英国俳優。共演のレベッカ・ファーガソンは、『ミッション:インポッシブル』シリーズや、『グレイテスト・ショーマン』で活躍した。そして今回新たに登場した「シャイニング」という謎の霊視能力を使う少女・アブラを演じるのはブロード・ウェイミュージカル『ライオン・キング』でナラ役を務めたカイリー・カラン。
『シャイニング』とは、1980年にスタンリー・キューブリック監督によって製作されたホラー映画。スタンリー・キューブリックは『2001年宇宙の旅』や『時計仕掛けのオレンジ』など、昔から現在にわたって愛される映画を撮ってきた。
『シャイニング』の原作小説を書いたのは、『キャリー』や『スタンド・バイ・ミー』『IT-イット』などの著者として有名なスティーヴン・キング。そして主演はアカデミー賞を3回も受賞した名優ジャック・ニコルソン、という最強の布陣。
ちなみに、ユアンは、かねてより噂されてきた『スター・ウォーズ』のスピンオフ作品が決定したばかり。ディズニーの動画配信サービスDisney+で配信予定の、オビ=ワン・ケノービを主人公にしたドラマ。他にも、DCコミックス映画『スーサイド・スクワッド』のスピンオフであるハーレー・クイン主人公の映画『バーズ・オブ・プレイ』でも悪役として決定している。
『ドクター・スリープ』は、11月29日(金)に日本全国ロードジョーとなる。(フロントロウ編集部)