アカデミー賞受賞経験のあるアレックス・ギブニーと、映画界の巨匠スティーヴン・スピルバーグがタッグを組んだDiscoveryの最新シリーズ『HATE~人はなぜ憎むのか~』が10月19日(土)から配信される。(フロントロウ編集部)

憎みや暴力はどこから来るのかに迫る

 なぜ人は”HATE”(憎しみ)を抱くのだろうかという、人減の真理に迫った本作は、エグゼクティブ・プロデューサーに世界の巨匠スティーヴン・スピルバーグと、映画『「闇」へ』でアカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞を受賞したアレックス・ギブニーを迎えた。そして、映画『堤防が壊れたとき:四つの行為のレクイエム』でエミー賞を受賞したジータ・ガンドバールとサム・ポラードが監督を務めた。

 番組では毎回1つのテーマに沿って“HATE“という感情を科学的に分析していく。白人至上主義者や元イスラム聖戦士、大虐殺の加害者と被害者、銃乱射事件の犯人らの心理を検証するとともに、スポーツやSNSなどの日常生活と関わりの深い憎しみにも注目。

 この原始的な感情がどのように発生し増幅されていくのか、実際の事件や歴史を振り返りながら多角的にアプローチしていく本作。人は”HATE“が引き起こす忌むべき世界を変えることができるのか、ということが大きなテーマにもなっている。

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 アレックスとスピルバーグは、本作について次のように述べている。

人間が生きる上での根源に到達するということは、魅力的であるだけでなく、私たちが誰であるかを理解するために必要なことです。
これは、ただ起きていることをドキュメンタリー化したシリーズではありません。これは問いかけなのです。つまり、科学を通して、また私たちが共通して持つ人間性を理解することを通して、なぜ私たちが憎しみを持つのかを理解しようとする試みなの
です。憎しみは、私たちのDNAの中に存在しています。どうして私たちが現状のように行動するのかを理解する ことができれば、行動を変えることができます。それは、私たちが人間だからこそできることなのです。

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 ストーリーは全6話で、「1話:憎しみの起源」「2話:仲間と部外者」「3話:憎しみの増幅の手段」「4話:過激思想」「5話:人道に対する罪」「5話:希望」とうい構成になっている。

 『HATE~人はなぜ憎むのか~』は、10月13日(日)に放送開始を迎えた米「ディスカバリーチャンネル」を皮切りに、世界中のディスカバリーネットワークの多くにおいて今月放送スタート。

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■番組名:HATE~人はなぜ憎むのか~
■放送チャンネル・配信サービス:ディスカバリーチャンネル、 BSスカパー!(初回エピソードのみ)、Dplay
■開始日:2019年10月19日(土)
■放送・配信時間:
ディスカバリーチャンネルでは毎週土曜20:00(再放送:日曜23:00ほか)
Dplayでは初回エピソードは10月19日(土)20:00、 次回以降は毎週土曜21:00
BSスカパー! では初回エピソードのみ10月25日(金)25:30~ 無料放送
(視聴環境があればどなたでも無料で視聴可能)

(フロントロウ編集部)

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