15年間サム・ウィンチェスターを演じたジャレッド
2005年にシリーズがスタートし、2019年10月10日より全米で放送が開始されたシーズン15をもって15年の歴史に幕を閉じることとなったドラマ『スーパーナチュラル』。
今作で主役の兄ディーン・ウィンチェスターと弟サム・ウィンチェスターを演じたジェンセン・アクレスとジャレッド・パダレッキは、最終回が撮影される前の2019年の夏に米E!のインタビューに応じ、ウィンチェスター兄弟の「最後」について思いを語っていた。
過去には、兄弟は最後に死ぬべきだという考えを度々話していたというジャレッド。しかしシリーズ終了が差し迫った時、その考えは少し変化したという。
「自分が言いたかったのは、自分がどうしたかったかの根本には、兄弟には平和になってほしいということだったんだ。どうにか、どこかで。彼らは死んでいなくてもいい。長い間、彼らが平和になるには死ぬ必要があると感じていたんだな。だから今は、2人が死ぬか生きるかは僕には分からない。でもウィンチェスター兄弟には、なにかしらのカタチで平和が訪れてほしいな」
ウィンチェスター兄弟が死んでしまうと、『スーパーナチュラル』の映画化や続編などの可能性が低くなるのではないかと指摘されると、ジャレッドとジェンセンは笑って「これはスーパーナチュラル(※超常現象的)な話だよ?」と切り返し、死んだキャラクターが再登場する方法はいくらでもあると余裕の表情。
さらにジャレッドは、ファンにとっては嬉しいこんなコメントも続けた。
「これは言いたいんだけど、僕は(撮影の最終日である)次の4月2日がサム・ウィンチェスターを演じる最後の時じゃないと良いなと願ってるよ」
『スーパーナチュラル』のキャストたちはとくに仲が良いことでも有名。15年間ファンに愛されたウィンチェスター兄弟が最終回でどのような姿を見せるのか、またファンの前に姿を現すことがあるのか、ファンの注目はまだまだスパナチュファミリーに注がれることになりそう。(フロントロウ編集部)