オスカー俳優のレオナルド・ディカプリオの代表作と言えば、言わずと知れた名作映画『タイタニック』。じつはレオナルド、この映画のオファーを受けるか迷っていたことを彼と共演したことがある俳優が明らかにした。(フロントロウ編集部)

『タイタニック』出演を後押ししたのは…

 1997年に公開した映画『タイタニック』といえば、公開から20年以上が経った今でも全世界歴代興行収入で、1位の『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)と2位『アバター』(2009)に次ぐ3位に君臨する大ヒット映画。

画像1: 『タイタニック』出演を後押ししたのは…

 実在した豪華客船タイタニック号の沈没事件を基に、1組の男女による悲劇のラブストーリーを描いた物語。主人公ジャックを演じたレオナルド・ディカプリオは、この作品によって人々の記憶に残る名優として確固たる地位を確立させた。

 そんなレオナルドが、なんと『タイタニック』への出演を迷っていたことを、『タイタニック』の前年に公開された映画『ロミオ+ジュリエット』で共演したポール・ラッドが暴露。

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 90年代を代表する学園映画『クルーレス』や、最近ではMCU映画『アントマン』に出演するポールは、トーク番組『ザ・グラハム・ノートン・ショー(The Graham Norton Show)』で、振り返ってみると感慨深いレオナルドとのエピソードを話した。

「僕がレオナルドに影響を与えたとは思っていないけど、振り返ってみると面白い会話や瞬間、時間があったなと感じる時があるよね。僕とレオナルドは『ロミオ+ジュリエット』で共演したことがあって、その時にちょうど、僕の父親はタイタニック号の専門家として生計を立てていたんだ。父は世界中を案内してタイタニック号について話していた。(中略)
 
『ロミオ+ジュリエット』で僕の撮影最終日に僕たちはみんなでバーに行くことになって、僕はちょうどレオナルドと同じ車に乗り合わせたんだ。その時にレオから『大作からオファーが来た』ことを聞いた。その時のレオの出演作はインディーズばかりだったから、レオから『大作なんだ、タイタニックについてさ』って聞かれた時には、僕は『すごいじゃないか!』って答えたよ。父のおかげで僕はタイタニックについてよく知っていたからね。それで僕たちはその話をしていて、彼から『出演するかわからない』と言われて、僕は『やったほうがいいよ!』って言ったのを覚えている。これが影響したとは思わないけど、振り返ってみるとなかなか面白いよね」

 レオナルドに『タイタニック』の出演オファーが来ていたタイミングでポールの父親がタイタニック号の専門家として働いていたこと、そして共演した映画の最終日に同じ車に乗り合わせたこと、運命のような偶然がなかったら、ひょっとしたら『タイタニック』は別の俳優が演じていたかもしれない…。

 ちなみに、当時はジャック役の候補としてマシュー・マコノヒーの名前も挙がっており、ヒロインのローズを演じたケイト・ウィンスレットは、同作のオーディションでマシューとオーディションをしたことを明かしている。(フロントロウ編集部)

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